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「大峰山に登ろうプロジェクト」伊田広行氏の呆れた物言い

これでは差別しなくても拒絶する

f:id:lovelovebear:20080106145729g:imageなんて人騒がせなんだろう。「大峰山に登ろうプロジェクト」の主催者の一人伊田広行氏の言い訳じみたたわごとを読んで開いた口が塞がらない。事前に出したという質問書を読めば誰がこんな質問に答え話し合いの場を持つべきであると考えるだろうか?世界遺産に登録されていささか注目を浴びたとは言えほとんど隠れ郷とも言えるような地方の共同体にこのような性行為しか考えていないような質問書を送りつけて『集団で押しかけ、集団の力で無理やり押し切って通過するというようなことが目的ではなかった』(*1)『相手に色眼鏡をかけてはじめから「敵」だとみなさずに、先ずは聞いてみよう、平和的に話し合おうということが、多様性尊重の民主主義だと思う』などという開き直っておいて、それが『相手を少しは理解したい、理解しあい、仲良く解決の道を探りたい』という自分たちこそが誠意有る態度であると主張するならば彼らが非難されるのは当然だと思うし、サイトを拝見すれば大学の教員らしいがこんなかたを教員として採用する大学の常識すら疑っちゃうね \(^O^)/

f:id:lovelovebear:20080106145726g:imageなんかジェンダーフリーとかなんとか言う問題ではないと思う。性差別以前、いやいや性が分かれる以前の人間としての常識の無さはどうなのよ。例えば学生や労働組合などの団体がどこかの田舎の隠れ郷と言われるような観光協会にそちらで『性交渉することはどうなのですか?宿の中で性交渉することはどうですか?男性どうしが性交渉(セックス)するのはいいのですか?ポルノ雑誌を持ち込むことはいいのですか?』などと羅列して質問したら当然のように拒絶されるだろう。そういう目的で旅行しようとする人たちだってそういうことは言わないんだよ。そんな田舎だってセックスは当然のようにあるけれども公に『青空の下での話しあ』う問題ではない夜の秘め事なんだ。だから観光客がひっそり性行為をするならそれもまた暗黙の了解なんだね。それが暗黙の了解でありそうした通俗的な習慣の上で生活が営まれているのだから。共同体の暗黙のルールはそこで培われた通俗的な習慣を当然のように我がものとして生きることなのだよ。どうして日本の地方の隠れ郷のような共同体の人々に『日本ではなじみがない』ことを『実行委員会』まで組織して相手に強要するんだい?


f:id:lovelovebear:20080106145716g:imageだけどね、大峯山は宗教の聖地なんだよ。拒絶されるのは当たり前だろうが(笑)修験道についてはよく知らないけれども例えば仏教はその教団の歴史において女性を差別してきたことは事実であるしキリスト教もそうだと思う。それを率直に認めた上で少なくとも仏教の原理においては女性差別は存在しないから差別問題を真摯に直視する教団においては自己批判が’行われ意識変革と共に差別の解消に取り組んでいるのだ。しかしこうまで性をテーマにされた議論を持ちかけられれば拒絶するのは当然である。宗教の側は通俗的な習慣ではなく思想が習慣を照射して性をテーマにすることを拒絶するのである。これは決して差別ではない。仏教の立場で言えば男性の修行者に女は邪魔なのである。勿論その逆もまた然り。なぜなら仏教は根本的生存欲を制御することで平安を得るのだから。『性的マイノリティ』だろうがマジョリティーだろうがその『性的』な想いを制御しその欲望から離れるべきものだからセックスは議論の俎上にすら乗せる必要のないことだ。『異なるものが、多様性を尊重しつつ、妥協点を探ったり、共存の道を探る』のならば『相手の人たちは、どのような人で、どのような思いなのかを』ちゃんと調べないで議論を要求するのか?せめて修験道なり仏教なりのセックスに対する思想くらい識ってから行動しろってんだ。こんなことをしていては真面目に差別問題に取り組むひとまで白い目で見られることになる。伊田広行氏のサイトのトップには『けがれなき〈たましい〉を求めて・・』と書いてある。その〈たましい〉を良い意味で取ればきっとこの人は『けがれなき〈たましい〉』などと一生求めても得られないだろうし、〈たましい〉がアートマンを指すのなら梵我一如に酔っている『相手の迷惑も考えないエゴイスト』以外のなにものでもないじゃないか !『けがれなき〈たましい〉』って少なくともセックスへの執着や妄想から離れていることでしょうに \(^O^)/

伊田広行氏のご主張とセックスのことしか考えていないような質問書は以下

イダヒロユキのソウル・サーチング 大峰山でおこったこと 05年11月3日の「大峰山に登ろうプロジェクト」に関して

*1:本文中の『』で囲んだ部分はすべて上記サイト内の伊田広行氏のことばをそのままお借りしました。