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2倍遅い!Let’s Note Pro の MacBookPro Mini 化計画 IV

Emacs - Meadow さんの設定

 Windows にも優れた Emacs 環境がいくつか存在する。今回は NetInstall も用意された Meadow を利用することにした。Meadow には Emacs 22 を組み込んだヴァージョン 3 もあるが、Win 初心者の僕としては広く実績を積んだヴァージョン 2 を使うことにした。組み込まれる Emacs は 21.4.1 で 2005.8 のヴァージョン、つい最近まで CarbonEmacs でも使われていたものである。Meadow のインストールは極めて簡単だ。Windows UP DATE なんかよりはるかにスムーズにすんでしまうところが皮肉といえば皮肉だが。通常 Mac で使っている銭谷さんの CarbonEmacs のように何から何までセットされている訳ではないからいくつかのセッティングは自分でしなければならない。とは言ってもメジャーモードの Lisp ファイルは Mac の CarbonEmacs からコピーしてくればよいわけだし基本的な設定はそれぞれコメントアウトした形で dot.emacs というファイルに記入されて Meadow のルートデレクトリ/ にインストールされるのでそれを使えばよい。

 Meadow さんの Emacs は最初から 2bite 文字、つまり日本語が最初から通るように設定されて配布されているから、まず起動して C-x C-f で dot くらいまで入力して tab キーを押せば dot.emacs と補完されるので dot.emacs を開く。デフォルトの設定では 2bite フォントは MS ゴシック になっているので新たにヒラギノフォントを設定する。Let's Note は VGA のディスプレイを持つがかなり小振りなのでここではヒラギノ角ゴシック W3 を 18 Point で設定する。初期フレームの設定を以下のように書き換えた。

;; 初期フレームの設定
(setq default-frame-alist
      (append (list '(foreground-color . "black")
		    '(background-color . "white")
		    '(background-color . "gray")
		    '(border-color . "white")
		    '(mouse-color . "black")
		    '(cursor-color . "black")
		    '(ime-font . (w32-logfont "ヒラギノ角ゴ3"
					      0 18 400 0 nil nil nil
					      128 1 3 49)) ; TrueType のみ
		    '(width . 90) ; ここは自分のマシンのディスプレイに応じる
		    '(height . 36) ; ここも上と同じ
		    '(top . 30) ; ObjectBar.exe で OSX の MenuBar を生成するのでその分下げる
		    '(left . 50)
	            '(font . "ttfontset"))
	      default-frame-alist))

;; ヒラギノフォント設定
(create-fontset-from-request
 "ttfontset" 
 '((width . 9) 
   (height . 18) 
   (fixed . t) 
   (italic . nil)) 
 '((family . "Courier New") 
   (family . "ヒラギノ角ゴ3")))

 一旦 c-x c-w で .emacs.el として保存する。.で始まるファイルは Windows のメモ帳では扱えないしエクスポローラでも表示されないから Emacs 自身で扱うしかない。ファイル名は .emacs でもよいのだが X11 上の Emacs 以来の習慣で僕は .el をつけるようにしている。これで Meadow さんを再起動すればフォントがヒラギノに変わるはずだ。続けて html-helper-mode を設定する。html-helper-mode.el も Mac の CarbonEmacs からコピーしてきて Meadow/site-lisp に置き .emacs.el を開いて以下のように書き加える。Meadow さんは fontlock.el デフォルトで設定されているので Mac OSX の CarbonEmacs の時のように設定する必要はない。ただし自動モードの設定コードが入っていなかったのでそれもついでに書き加える。

;;html-helper-mode 読み込みの設定
(autoload 'html-helper-mode "html-helper-mode" t)

;;自動モード設定
(setq auto-mode-alist
      (append
       '(
         (".h$"    . c++-mode)
         (".hpp$"  . c++-mode)
         (".txt$"  . text-mode)
         (".message$" . text-mode)
         (".zml" . html-helper-mode)
         (".htm" . html-helper-mode)
         (".shtml$" . html-helper-mode)
         (".php" . html-helper-mode)
         ) auto-mode-alist))

 それぞれ書き加えた行の最後にカソールを移動して c-x c-e と lisp を再評価させればこれらの設定が生きる。モバイルでマウスやトラックパッドを一切使わずにキーボードだけでブログの更新やテキストを打ちまくる環境がこれで一応整った。残るは Tex モード。