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アクアマリンふくしまに行ってきました

建築美と海洋研究の民主化

 お盆シーズンの間、半分っていうか、日程から計算すると20%は仕事であるものの残りはそれに合わせた避暑旅行に出かけていました。ここにきて(9/3)に来てテニス肘も大分良くなってきたので、夏の間撮り貯めた写真似合わせて少しづつブログを再開しようと思います。第一段は福島県いわき市アクアマリンふくしま。美しい建築構造をそのまま見せる手法の意匠の建物のなかに海洋研究の成果を分かりやすく展示する好感の持てる水族館でした。

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  1. アクアマリン全景
  2. 鰯大群の再現
  3. 今年の5月に撮影成功したシーラカンスの映像
  4. 構造を見せる建築美

 今年の5月にここの研究スタッフがインドネシアで撮影に成功したシーラカンスの映像が公開されていた。シーラカンスは脊椎を持たない両生類に極めて近い古代の生物だそうである。進化論をどう考えるかを別にして、適者生存という地球上の生物の原理を考えても興味深い存在だ。自然科学は不条理な現実をそのまま記述することによって視点を神の視点から人間の視点に移行してきたことを考えるにつけ楽しいと思う。そればかりでなく縄文時代から日本人は鰹や鮪を食してきたということを貝塚の古層から検証している展示もとても楽しかった。そして其処には海の平安と漁の安全を確保するために祈願と言うかたちを取らざるを得なかった不条理の実行主体としての海の神が想定されて、その神への信仰というアニミズムが存在する。