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冷蔵庫、あればあっただけ使ってしまうのが人の性

冷蔵庫、あればあっただけ使ってしまうのが人の性

 わくたまさんのところで面白いエントリを見つけた。このエントリの「冷蔵庫のムーアの法則」というところが面白いわけではない。以下の部分が実に的を射ていると思って感心したのでした(笑)。

ただまぁ、使い道があるかどうかという点について言えば、あればあっただけ使ってしまうのが人の性というモノです故、それなりに使いそうな気はします。冷蔵庫のムーアの法則?「10年100L増加」

 我が家は拙の母親と嫁との3人暮らしだが、嫁も外に出て働いているし、拙と嫁は外食が多いので冷蔵庫は古いまま(多分150Lクラス)だった。冷蔵庫の中身はその殆どが母親が買い込んだ食品ばかりである。がせめてビールや白ワインとちょっとした肴くらいは入れておきたいと思い昨年の初めについに耐えきれなくなって今はやりの 500L クラスの省エネ型に買い換えた。なにしろ3倍以上の容積の増加である。冷蔵庫の中はガラガラになった。最初は嬉しくて?ビールや缶酎ハイはケースで買い込みそれでも余裕があるので白ワインやハムやソーセージ、冷食の惣菜なども成城石井で買い込んで、拙宅での晩酌などを楽しむようになった。

 ところがいつの間にか嫁も仕事が忙しくなり拙も再び学校と会社で帰りが遅くなると自分たちの食材の買い込みがしばらく滞る。こちらとしては当然冷蔵庫は当然空いていると勝手に考えていた。今年の夏、突然暑くなった頃ビールと缶酎ハイと白ワインをしこたま買い込み冷蔵庫を開けてみると拙の勝手な思いこみに反して冷蔵庫はぎっしり詰まっていた。嫁と顔を見合わせて愕然とした。本来なら缶ビールを入れるためのスライドケースも訳の分からぬものでぎっしりである。野菜庫などは腐った野菜も入っているし、賞味期限の切れた食品、特に干からびて甘納豆のようになった納豆が幾パックも鎮座ましましている。冷凍庫もわけの分からぬ食べ残しに霜がたっぷりついて、水分が飛んで干からびているものもある。

 母親に文句を言えば拙がいないときに嫁に当たるだろうし、父が亡くなってから特に頑固になったが、なんか可哀想な気がして良くないことでも正面切って文句は言いにくい。だからといって普通にやんわり諭しても聞く耳を持たない。安いから買ったとか、カラダに良いから沢山買ったとか(ちなみにカラダに良いからと言う言い回しは拙は大嫌いである)賞味期限が近づいているもののほうが安いとか論理にならない感情論を振りかざす(苦笑)。別に安いから買わなくてはいけない論理はないのに。しかたがないので危険なものを合掌しながら嫁と捨てた。明くる朝嫁が仕事に出るとき(拙は朝寺にいくことが多いので殆ど6時前には家を出て母親とは顔を合わせない)「昨夜は冷蔵庫を掃除してくれてありがとうね。でもまだ食べられるのもあったのよね。」と皮肉たっぷりに言われたそうである。冷蔵庫は大きければ良いというものではないとつくづく思った矢先のわくたまさんのエントリに思わず吹き出してしまった。