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’89 Chambolle-Musigiy Les Sentiers / Groffie

久しぶりに Bordaux @ 渋谷

 パーカーさんは 89 年以降の Groffie は 88 年までの成功の成果を醸造所に投資していないと酷評(ブルゴーニュ―生産者・アペラシオン・ワインに関する総合的ガイド) した。が我が国のシュヴァリエ・ド・タストヴァン、利き酒騎士団の一人であるシュバリエ の太田氏はパーカーに異議をを唱え自らの味覚を信じて敢えて 89年の Chambolle-Musigiy Les Sentiers を買い付けた。それは凶だったのか吉だったのか?以前の88年のエントリを念頭に置きながら今夜はその Groffie の ’89 Chambolle-Musigiy Les Sentiers に敢えてトライしてみることにした。

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今日のワイン

  1. 今日のお薦め、'02 Gevrey-Chambertin Lavaux-Saint-Jacques / Frederique Esmonin '85 Ch Sociando Maiiet '88 Latricieres-Chambertin / Faiveley '95 Chambolle-Musigiy / Dujac
  2. 結局戴いたのは '89 Chambolle-Musigiy Les Sentiers / Groffie 。左はデザートに戴いた '94 Riesling Clos Saint Theobald Rangen de Thann SGN Tardives
  3. 前菜に合わせた '04 Alsace Pinot Blanc
  4. 同じく前菜に合わせた '03 Pouilly Vinzelles Domaine de la Soufrandiere 顕著な酸味、ビロードのようなアタック、新鮮なミネラルの印象がコント・ラフォンを彷彿させる秀逸な一本

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続いて

  1. Chambolle-Musigiy に半ば強引に合わせてみた地鶏の短剣焼き。88 に比してやや線が細いもののエレガントさでは引けを取らない 89 年のグロッフィエの仕事はこちらの狙い通りに開花して見せてくれた。たしかに 88 のようにエレガントな表象を支える強靱さはないし、燻したベーコンのようなあるしゅ不潔な香りもなくクリーンできれいなワインではある。けれども Chambolle-Musigiy への期待は満たしてくれているのではないかしら。
  2. 砂肝の温かいサラダ。更にアレンジされているナスのフリットとゴボウのチップスと砂肝とマスタードをバケットに乗せ頬ばると Alsace Pinot Blanc と絶妙なハーモニーを醸す。
  3. セップ茸のコロッケ、シャンピニオン添え。こちらは Pouilly Vinzelles の鮮烈なミネラルと良くあった。

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  1. あなごのソテー、リゾット添え。東洋的なスパイス「デュカ」を好みで振っていただく。Chambolle-Musigiy でも生臭さを感じさせないばかりか「デュカ」の風味とバッチリでした。
  2. トリップのトマト煮とクスクス。こちらも「デュカ」を振ればエキゾティックな香りが Chambolle-Musigiy と互いに引き立てあう。
  3. フォアグラとイチジクのゼリー寄せ。本来は当然前菜だが Clos Saint Theobald Rangen de Thann SGN Tardives に合わせてデザートとしていただいてみる。掟破りもワインとは絶妙なマッチング。

 今回はソムリエのまぁちゃんといろいろ相談しながら冒険してみました。人間は基本的には保守的だからどうしても自分のスタイルを守ろうとしますが、こと一期一会の料理人との対話においては自分のスタイルをかなぐり捨てて他人の土俵に敢えて乗るのも楽しいし、掟破りもプランを誤らなければ楽しいものです\(^O^)/。そうそう、まさこさま、Alsace Pinot Blanc と Clos Saint Theobald Rangen de Thann SGN Tardives はドメーヌを完全に失念してしまったのでコメント欄にでも書いてくださると嬉しゅうございます<m (__)m>

元記事(ngp-mac.com/kumarin)へのコメント

ゲストゲスト 2006/9/27 10:42

‘94 Riesling Clos Saint Theobald Rangen de Thann SGN Tardives は Schoffit ですね。で、SGN Tarvies ではなくて、Vendanges Tardives のようです。


‘04 Alsace Pinot Blanc は Domaine Weinbach です。ドメーヌの代替わりがあったので、より細かくは 2002 まで Theo Faller が所有者で、2003からは Colette Faller et ses fils になっています。

kumarinkumarin 2006/9/27 18:51

丁寧にご教授有り難うございます。

  コメントを下さったのは kusuda さんでしょうか(キリ番の一言とご指摘の的確さをかんがみて)。たしかに SGN Tardives ではなくVendanges Tardives でした。


 このワインを舐めながらマスター、まぁちゃんとで kusuda さんにご紹介いただいた Paul Blanck の Gewurztraminer Selection de Grain Nobles の話に花が咲きました。あれはホントに美味しかった。 1989 だったのでしたっけ。最近は物忘れがとても良くなって自分自身呆れています。


では、お幸せでありますように。