ヒグマのポンとポロ
1月から見てきたヒグマのポンとポロの一時まとめ
上野動物園のヒグマの兄弟ポロとポン。僕は今年の正月明けにこの2匹の存在を知っておっかけをやっています。先週行ったときは時間も遅く「クマたちの丘」では宿坊の鉄扉の前で行ったり来たりする様子しか見れなくて写真は諦めました。ところがその後ペンギン池へ抜ける通路脇の硝子張りの部屋に二匹が入ってきてデイナーを食べる様子を観察することが出来ました。ちょうどそこへ飼育係の井出さん(多分、違っていたらごめんなさい)もやって来られていろいろお話しが出来ました。なんとこの部屋(ペンギン池に抜ける通路に面した部屋)に入れるのは今日が最初なんだそうです。最近はエサを取り合って真剣に喧嘩するのでどうしようかいろいろ考えていらっしゃるそうです。部屋の中にはリンゴや人参、ジャガイモが適度な大きさに切って撒いてあり二匹はつかず離れず今日は喧嘩せずに食べていましたがこれも井出さんの二匹が喧嘩をしないで食べるための工夫でしょうか。
- 立ち上がって愛想の良さを見せるポロ
- 威風堂々のポン
- じゃれ合う二匹、左の「なんだよー」という顔してるほうがポン
- 「ありがとうございました」とお辞儀するポロ
- 二匹仲良くツーショット
なしろポロはアイヌ語で「大きい」をポンは「小さい」を意味するそうなんですが小さかったポンにはヒグマのミルクが大きかったポロには牛乳が与えられいつの間にかポンのほうが大きくなってしまいました。たしかに2月のはじめ頃のレスリングをやっている二匹を見たときは大きくなったポンのほうが圧倒的に強い印象を受けました。1月のはじめから比べると二匹とも随分大きくなった印象ですが井出さんによれば毎月5kg体重が増加しているそうですから印象だけでなく実際大きくなっているわけです。クマのというのは進化論から考えると四つ足→猿→人間の進化ルートからはちょっと外れたところにいて猿ではなけれど人間に迫る進化をしたユニークな存在です。踵の形状はかなり人間や猿に近く四つ足の犬や猫の仲間とはかなり違っています。手で何かを掴むのも犬や猫とは違いますね。やることはすっとぼけているけれどそれぞれ可愛らしく見ていても飽きません。
- 取っ組み合う二匹、ポロ優勢?
- 意外と知性的な面を見せるポロ
- お茶目な態度のポロ
- 今日からおしりをかおと思ってくれ!
- 口を開けるポン。クマの奥歯は人間の歯のような形をしている
ネットでポンとポロと検索してみたら彼らが本当に赤ちゃんのころからおっかけて写真を撮っている大先輩もいらっしゃるのでびっくりするやら感激するやら。その一つ くまづくし生活 さんがポロとポンの秋鮭タイムをリポートされていますがその中でポンが圧倒的に強くてエサの奪い合いでは野生そのものだというようなことを書いておられて井出さんが仰っていたエサを取り合う喧嘩ということを思い出しました。そのごの記事でポロが強いときもあると読んで益々納得。今回はまとめてドサになってしまいましたがこれからもポンとポロの写真をアップしていきますのでクマ好きのかたは宜しくお願いします。そうでないかたは読み飛ばしてやってください。
- 穏やかな優しい表情をするポン、顔が金色だ
- こちらはポロ、やはり兄弟良く似ている、ポロは全体的にうす茶色
- アッカンベーをするポロ
- 枝にしゃぶりつくポン
まだまだ沢山ありますからクマ好きの方はどうぞ見ていってください