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パイプのけむり

部屋を片付けたら出てきた天の贈り物

f:id:kumarin:20070505221847j:image:w86:right  部屋を片付けていたら20年くらい前に渋谷の〈ありいずみ〉で買ったパイプが出てきた。たしか1万5~6千円だったように思う。パイプが好きな先輩がいて影響されて買ったものだが当時は多分3ヶ月も続かなかった。最近マイセンの1mmを異常にたくさん吸ってしまうので「ようし酒飲んだときはコイツにしよう」とオーバーホールをして使えるようにする。昨日明治神宮のかえりにボルドーに寄る前に久しぶりに〈ありいずみ〉へ行ってデンマーク製の W・O・Lausen を買ってきた。女将に言って「軽くって香りが良いヤツ」などと当たり前のことを言ったら「ちょっと高いけど」と言って薦めてくれたのがこれだ。「安くて軽くって香りが良いヤツ」などと無謀なことを言わないで良かったとホッとする。

f:id:kumarin:20070505215150j:image:w128:right まるでチョコレートのような香りが立ってとても豊かな気分になれるし、タールの成分もとても少ない様でせっかく良い香りを楽しんでいるのに喉から胃に向かって苦い液状のタールが垂れていくということもない。それに煙草を廻りで吸うと嫌がる人たちがこれなら良い香りだし紫煙が鼻腔に入っても嫌な感触がないと言ってくれた。それにしてもデンマークは香り豊かな煙草を作る。カフェクリームという要するにまさしくシガレットと呼ぶに相応しい葉巻を上で巻いてスモールサイズにした珈琲風味の煙草もたしかデンマーク製だったと思う。品の良い洋酒とパイプのけむり。まさに一日働かせて疲れた脳を弛緩させる至福のひととき。