新江ノ島水族館のイルカショー
ヒグマを撮るよりずっと難しいねぇイルカショー、ふぅ
日曜日に FA★85mm F1.4 と FA★24mm F2.0 で昼間のスナップを撮るべく午後から江ノ島へ寄った。この2本のレンズとも昼間持ち出すのは始めてである。所用のついでということもあったので 重くて嵩張る FA★ 80-200mm F2.8 の持ち出しは断念し一応予備に DA 50-200mm と例によって FA 50mm F1.4 をポケットに忍ばせる(笑)。時刻がもう3時半を回っていたのでとりあえず新江ノ島水族館へ直行。イルカショーを FA★85mm と DA 50-200mm で撮ってみようという魂胆。以前 Optio S ではシャッターが間に合わず散々な結果に終わったので今回は眼デジでリベンジである。入場券を買ったら直ぐにショー会場へ。最後のショーまであと15分というところだったが席は 2/3 まで埋まっていた。85mm の単焦点でという条件を考えて前から4列目に座る。今回のショーは週末限定の「ドルフェリア」というショーだった。
- PENTAX-FA★ 85mm F1.4 ED f/2.0 1/4000sec. 絞り優先AE コンティニュアスモード 露出補正 -1 ISO100
- PENTAX-FA★ 85mm F1.4 ED f/1.4 1/3200sec 絞り優先AE コンティニュアスモード 露出補正 -1 ISO100
イルカショーの撮影の難しいところはいつどのフォーカスエリアにイルカが飛び出してくるか分からないことだ。ファインダーを覗いていない左目を開けて水面下を追う。しかし水面の反射が凄くて全然見当がつかない。そうこうしているうちにインストラクターのおねぇさんの合図からおおよそイルカが飛び出す位置の見当がつくことが分かった。AF をコンティニュアスモードにしてチャンスを待つ。それにしてもおおよそのピンは置いておかないと速さに AF が追いつかない。廻りはかなり明るいので中央重点測光で最初から露出は -1 まで補正しておく。あとは連写でヘタな鉄砲数打ちゃ当たるの諺を信じることにしよう。まぁ、結果は散々。まず座った位置が失敗。85mm には遠すぎるか近すぎるかのどちらかなんだな、イルカくんがジャンプする位置は。それでも Optio S に比べれば格段に速いAF速度。それでなんとか見られるのが上の2枚。ここまでで10分経過、おおよそ30枚くらいは撮ったところでレンズを DA 50-200mm に替えてみる。なにしろ席の移動はするなということなのであとはズームで調整するしかないからである。
- PENTAX-DA 50-200mmF4-5.6 ED 180.0mm f/5.6 1/3200sec. 絞り優先AE コンティニュアスモード 露出補正 -1 ISO100
- PENTAX-DA 50-200mmF4-5.6 ED 50.0mm f/4.0 1/800sec. 絞り優先AE コンティニュアスモード 露出補正 -1 ISO100
- PENTAX-DA 50-200mmF4-5.6 ED 50.0mm f/4.0 1/500sec. 絞り優先AE コンティニュアスモード 露出補正 -1 ISO100
しかしズームに替えたところでまったく歯が立たないことが分かった。イルカに合わせてズーミングしてそれから AF なんてやっていたらイルカはもう水面に半分上半身を突っ込んでしまうのである orz 。結局焦点距離をある程度決めておいてイルカが飛び出すのを待つことにしたが 50mm で待ったものが一番上手く言った。ショーは20分で普通に見るにはちょうど良いのだろうがカメラを構える人種にはあっという間の20分だった。ただこれでおおよそイルカが出て来る場所や角度、高さが分かったので近いうちにもう一度リベンジしてやろうと思う(笑)こんどは 85mm に相応しい席で2回はショーを見なければ。ところで今回の収穫はこうした明るい場所だとダブルキットズームの望遠 DA 50-200 が素晴らしい仕事をすることを確認できたことだ。そしてそのパフォーマンスを持ちながら極めて小型、軽量ということだろう。なんせ僕の腕力からいって FA* 80-200 を例えショーの 1/2 の10分間連続で振り回し続けることは不可能に近い(爆)。
PS:今日はNHKでこのイルカショーの舞台裏などを放映したそうです。うちの奥さまがもう少し写真を出しておきなさいよというので見られるものをとりあえずアップしておきます。PhotoShop で一括で自動レベル補正を掛けたらちょっと色が変わってしまったのがあります (^^;。exif 情報は絞りやシャッター速度などは Hatena::Fotolife の大きい画像の方に表示されますのでそちらをご覧下さい。