鎌倉の新緑 - 円覚寺を訪ねて
ファインダーを覗くと見慣れた風景の中にまだまだ発見があった
週末は所用で鎌倉に出かけた。殆ど初夏の気候だが緑の中にいれば心地よい初夏の涼風が吹く。空いた時間に散歩しながら撮影。まずは自分では本当に美しい円覚寺の新緑。逆光に因る透過光を思い切り活かせないものかと太陽光へのアングル、露出補正に拘りながらファインダーを覗いてみる。
円覚寺での撮影は先日からの自分のテーマ FA 50mm F1.4 を使いこなすということに拘ってみた。寺院の境内と言う場所は限定的な画角での撮影にさほど不自由しない(前後左右に動いても危険が少ないと言う意味で)ので自分自身の訓練としてもちょうど良かったと思っている。ただ比較対象として面白いので超広角の DA 12-24mmF4 ED AL でも何枚か撮っている
- 作務に励む雲水「道中の工夫は、静中に勝ること百千万億倍すと」
- 如意庵山門前から佛日庵を臨む
- 只管(ただ)に寺務をこなす禅僧、専門道場にて
- 「喫茶去(まぁ、お茶でも召し上がれ!)」佛日庵塔頭境内
撮影は交互に行ったわけではないが分かりやすく交互に並べてみる。撮影の方角によっては空が飛ぶのでハーフNDを組み合わせて結構苦労した(笑)
- 50mm で切り取った佛殿
- 24mm で全景を納める
- 50mm で切り取った唐門
- 掃き清められ打ち水された夕刻の唐門、12mm で全景
- 佛日庵・石塔を見上げる
最近、素朴な石仏や木彫仏が好きだ。美術だとが芸術だとか言う前に作家の信仰と想いに向き合うような緊張感がある。
広角を活かしながら。50mm との違いを意識しながら積極的にアングルを変える。
- 大方丈 12mm
- 佛殿 12mm
- 佛殿 12mm
- 佛殿から三門を臨む 19mm
スナップ風に焦点距離を変えながら
- 犬の散歩の途中一息入れる老和尚、三門前のスナップ
- 写真を撮る親子、小さい弟くんはお母さんでなくわたしのカメラを見ている(笑)
- 踏切を行き交う人々
- 総門前の池