KumarinX Kaneko Ryogen Jean Michel Kaneko Photography MacOSX

さよなら、友よ

駆け抜けた人生

f:id:lovelovebear:20070214113523j:image:right:w150 先日『死を迎へる友へ』へで書いた友人が今日逝った。意識はなくて話は出来なかったけれど日曜の見舞いが辛うじて間に合ったかたちだ。しかしあっというまだったね。歌舞伎役者のように毅然とした君の遺影を見てあまりにに駆け抜きすぎだぜと涙が込み上げた。「最初はどうしてうちの息子だけがとも思って悔しかったけれど考えていればこんな優しい子を産めてて私は幸せでしたと思うとこの子に感謝の念で一杯ですよ」と残された母親はポツンと呟いた。

 どんなに忙しくても母親の誕生日と母の日の連絡とプレゼントは欠かさなかったらしい。まったく老いた母親を残していくなんて親不孝なヤツだ。しかし君の手帳を見て驚いた。小さな会社を続けていくということはほんとに大変なことだね。このことはとりあえず胸にしまっておくよ。手帳に名前が残された連中の何食わぬ顔をして手を合わせる厚顔無恥には開いた口が塞がらないがけどね。ここは故人に免じておくことにしよう。だけどいざというときにはこれは切り札になるねと後を次ぐ息子さんと確認したぜ。いろいろと大変だったんだな。まあもう全てを忘れて安らかに眠れ!さよなら、友よ。