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A fulfilled life - Jean Michel Kaneko Photograhie

知足是福。音楽家・演奏会の写真がメインのカメラマン、公開OKの作品は掲載中。IT企業役員、趣味で料理の YouTuber、趣味は仕事と同様大切でロードバイクと料理とワインフリーク。

ひさびさのポンとポロ

3ヶ月ぶりの上野

 午後から時間が空いたので久々に上野動物園のヒグマ舎に行ってきました。そもそも撮影機材をある程度持って出かけるのも結構久しぶりです。上野に着いたら時刻は3時過ぎであんまり期待できないかも。で、案の定彼らはもう寝小屋のまえの一番低いコンクリートの部分にいて基本的には超望遠と硝子の反射を防ぐ C-PL フィルターがなければシャッターチャンスもない状況でした。一応そういうことを予想して持っていったレンズは MFの A☆ 135mm F1.8 と AF FA☆ 80-200mm F2.8 ED に Kenko Teleplus 1.5 X。ヒグマは動き出すともの凄く早く動くので合焦速度の遅い PENTAX AF は大して期待できません。狙いをつけて置きピンで撮った方が旨くいくのです。それでメインは取り回しの楽な A☆ 135mm F1.8 を中心に距離が離れれば Kenko Teleplus 1.5 X を付けたして 200mm 単焦点として撮影してみようと思ったわけです。

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  1. 左2枚はタイ王国との修好 120周年を記念して上野動物園に寄贈されたタイの代表的な建築物「サーラータイ」。日本とタイ王国間の修好宣言が調印されたのは1887年(明治20年)。それから 120周年をむかえる2007年、日タイ両国の交流を活性化するさまざまな事業がおこなわれる。今月26日にはタイ風棟上式、タイ王国外務副大臣の挨拶、東京都からの謝辞で構成される贈呈式が行われ秋篠宮殿下も臨席される。
  2. うたた寝をするポロ。一回り肥って逞しくなった。
  3. ポロの視線の先にはコンクリートの壁しかない。いったい何を思うのか。
  4. せわしなく動き回るポンを尻目に思索に耽るポン。

 このレンズならTeleplus 1.5 X を付けても絞り開放で f3.2 として使えます。予備で FA☆ 80-200mm F2.8 ED を用意してこちらは Teleplus 1.5 X を付けて 300mm f4.2。ただし A☆ 135mm に Teleplus を付けると K10D はレンズを認識しなくなるので手ぶれ補正の手動入力メニューが表示されて 200mm と打ち込んでやれば SR は 200mm レンズとして機能し Exif 情報も焦点距離 200mm で記録されますが FA☆ 80-200mm は Teleplus を付けてもレンズが認識され SR は 200mm レンズとしてしか機能しません。超望遠だと PENTAX はAFがなかなか合ってくれないというのもあって最近ピント合わせはすっかりマニュアルづいてしまっているので200mm も 300mm も MF 単焦点の A レンズが欲しいと思ってしまいます。ヤフオクでツアイスの Jena Sonnar 180mm F2.8 PENTACON SIX & M42 や ペンタの A☆ 300mmf2.8 ED を逸してしまったのは痛いなぁ(笑)

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  1. 寝小屋の鉄扉の前をうろうろしていたかと思うと突然振り向いて段差の石の上に顔を覗かせるポン。
  2. まれに上記のような行動を取るので狙って待つがピントが合わない(T_T) これポンの後ろの壁にピントが合っているので完全なピンぼけ。
  3. これは多分被写体ブレ。
  4. 落ち着き払うポロ。しかしまもなく2歳になろうという兄弟だがいまだに仲は良さそう。

 今回も久しぶりに2頭に対面して随分逞しくなったなぁという印象を受けた。時間が時間だったのでポンの落ち着きの無さはおおよそ推測通りだったけれどポロは想像以上に落ち着いて哲学者のような態度でした。低くて遠い寝小屋の前のコンクリートでうろうろする二頭にシャッターチャンスはないかと思いきや望遠単焦点で待っていれば意外に面白い表情をしてくれて結構チャンスはあるものです。ポンは動きが速くって全然ピントが合わなかった(泣)けど落ち着き払ったポロは置きピンでなくこちらからピントを合わせに言ってもちゃんと撮れたと思います。


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