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A fulfilled life - Jean Michel Kaneko Photograhie

知足是福。音楽家・演奏会の写真がメインのカメラマン、公開OKの作品は掲載中。IT企業役員、趣味で料理の YouTuber、趣味は仕事と同様大切でロードバイクと料理とワインフリーク。

写真生活

私のカメラ機材とレンズ ミニインプレ

カメラを持って一人でぶらっと旅にでる。愛すべき愛でるべき人を見つけたらさっとシャッターを切る。レンズはその人のシャツと素肌の間に半ば強引に滑り込むのだ。だがしかし写真はその愛すべき愛でるべき人に一切の見返りを求めることはない。そのひとの魅力の本質を捉えることが出来て焼き上がった写真がわたし以外の他の方になんらかのメッセージを発信することが出来たら望外の僥倖と喜び。その希有なる機会を求めて、風雲流水のごとく全く退屈しない(笑)一人の自由さと寂しさを知り尽くしているですよ、僕は。機材はライカMシステムとペンタクスの2本立てです。買い漁ったレンズやら、ボディーの紹介とインプレッション。ペンタレンズで検索してくる人が多いのでこれからペンタにはまっていく人の投資が無駄になりませんように。

ボディー
製  品  名仕 様 諸 元、特 徴、感 想 な どお気入り度など
f:id:lovelovebear:20070609160522j:image:w100
 FinePix1300
FUJIFILM FinePix1300:全自動パンフォーカスコンパクトタイプデジタルスチルカメラ
フジノン単焦点レンズ/5.8mm(35mmフィルム換算:36mm)F4.5

 始めて買ったデジカメ。別にどうということはないが写真が気軽にバンバン撮れることを実感。意外にいろんな写真を撮っている。USBインターフェースでMacに繋ぐとiPhotoが立ち上がって認識して感動したのを覚えている。
作例 1 旧「くまりんが見てた!」アルバム
☆☆★★★
2000.10
¥35,000.-
f:id:lovelovebear:20070609160521j:image:w100
 OPTIO S
PENTAX OPTIO S:ズームレンズ内蔵全自動コンパクトタイプデジタルスチルカメラ
smc PENTAXズームレンズ/5.8mm~17.4mm(35mmフィルム換算:35mm~105mm)F2.6~F4.8 5群6枚

 03年、京都出張前に購入。ズームレンズに感動した←単純<じぶん。レンズ収納時に中央のレンズブロックがスライドして上がり、レンズを上下2段に収納する「スライディング・レンズ・システム」の採用で当時は世界でもっとも小型化軽量のデジカメだった。smc PENTAXレンズとEDレンズの採用で FinePix1300 に比べて圧倒的な高画質に驚いた。一眼にペンタックスを選択したのはこのカメラに追うところが多いように思う。小さいので良く持ち歩いたがそれもいつの間にかカメラ付き携帯にとって換わってしまいあまり使わなくなった。
作例 1 旧「くまりんが見てた!」アルバム作例 2 「くまりんが見てた!Part III」アルバム
☆☆☆★★
2003.11
¥35,000.-
f:id:lovelovebear:20070609155902j:image:w100
 K100D
PENTAX K100D:P-TTLストロボ内蔵 TTL AE・AF一眼レフデジタルカメラ
有効画素数610万画素 原色フィルター/インターラインインターレーススキャンCCD/サイズ:23.5×15.7mm

 デジタル一眼入門機としては素晴らしいと思う。画像エンジンのカメラ内JEPG現像処理がシャープ寄りに設定されているのでまともな画像ソフトを扱った経験の無いビギナーがコンデジから乗り換えてWEB用の写真を扱いやすいような設定だ。勿論一眼レフは初めてだけれども GimpPhotoshop を扱いなれているユーザーにはまるで子供だましで関係ない話だけれども。操作系はある程度カメラ任せを前提にした設計なので露出を本格的に自分で管理しようとすればちょっとかったるい(この点は後述の Leica D-LUX2 の方が上)。レンジの大きなズームを付けっぱなしにしてサブ機に持ち歩くのならサイズも重さもちょうど良いと思う。ボディー内手ぶれ補正は往年の銘玉を使うペンタマニアには最適な選択だし単三乾電池を電源とし、それでも撮影枚数などの基本性能がリチウムイオン電池が標準の他メーカーモデルに劣らないのはなかなか親切だ。K10D取得時に下取りに出してしまったが最近の値落ちをみるとまた一台買い戻そうかと思案している。
☆☆☆☆★
2006.12~2007.3
¥6,0000.-
売却
f:id:lovelovebear:20070609160415j:image:w100 K10DPENTAX K10D:P-TTLストロボ内蔵 TTL AE・AF一眼レフデジタルカメラ
有効画素数1020万画素 原色フィルター/インターラインインターレーススキャンCCD/サイズ:23.5×15.7mm

 発売当初はタマ不足でどこにも見あたらず3月中旬に購入。電気的な機械としてのカタログ性能をひとまず置いて K100Dに比べると一番の印象は手動の露出コントロールが素早く正確に出来るようになったからこれは有り難いグレートアップである。なにしろ測光方式、合焦方式、オートブラケットのオンオフ、露出補正、シャッタースピードISO感度調整等露出コントロールに必要な全てがカメラを持ち替えたり移動することなく親指、人差し指のワンクリックオペレーションで全て瞬時に可能になったのだ。ボディー内手ぶれ補正も一段進化し計算上はサンニッパのスターレンズがある程度絞って被写界深度を確保しても手持ちでクリアな写真が撮れるようになった。キャノンやニコンのように資金力で最新・最高の技術をレンズに投入出来ず、往年の至極の銘玉に頼らなければならないペンタックスとしては手ぶれ補正をボディー内で行うことは正しい選択だったに違いない。この性能を12万円で買えるカメラに押し込んだペンタックス技術陣には拍手をおくりたい。内外のゴタゴタをヨソにカメラオブザイヤーに選ばれたのは良かったね、ペンタックスさん。惜しむらくはこの手の商品だからこそ持つ喜びという趣味人の煩悩を擽るクラフトマンシップを感じるマニュファクチャリングなテイストが頼りないことだ。だから星の数は K100D と一緒で四つ。
☆☆☆☆★
2007.3
¥105,000.-
f:id:lovelovebear:20051003143724j:image:w100
 D-LUX2
Leica D-LUX2:光学4倍ズームレンズ内蔵コンパクトタイプデジタルスチルカメラ
Leica DC Vario-Elmarit F2.8-4.9 28~112mm(35mmフィルム換算)5群6枚 有効画素数840万画素

 松下製のなんちゃってライカ。レンズはライカの監修の元に製造されているというからシグマのOEMかもしれないこれまたなんちゃって Vario-Elmarit だがシグマは実際ライカのレンズを製造しているので侮れない。使い勝手も上がってくる画像もなかなかのもの。全自動コンデジではあるが露出の概念をちゃんと理解していないと機能は使いこなせないし、右手親指位置に配された操作系は無用の長物になる。バカには使えないだろ!という態度はやはりライカである(笑)そしてとても大切な点なのだが高級品は人の手を経たことをユーザーに実感させるということを監修のライカだけでなく松下がちゃんと理解していると思われる点だ。恐らく彼らは往年のテクニクスでその感性を磨いたに違いない。彼らはジムランやアルテックに対抗するためにコストを無視したテクニクスオーディオコンポーネンツを作り上げた。そこからコストダウンしながら高級品を含む各クラスの製品を発表して世に問うたのだった。往年のM3を彷彿させる機能的なデザインを持つ D-LUX シリーズの小さいけれどもずっしりくる筐体はまた PowerMac G5 や MacPro の削りだしアルミのような高級な肌触りとともにマニュファクチャリングな質感を醸しだし所有する喜びを充分に与えてくれる。やっぱりライカである。
作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム
☆☆☆☆☆
2007.6
¥80,000.-
f:id:lovelovebear:20070611024716j:image:w100
 DIGILUX 2
Leica DIGILUX 2:光学3.2倍ズームレンズ内蔵コンパクトタイプデジタルスチルカメラ
Leica DC Vario-Summicron F2.0-2.4 28~90mm(35mmフィルム換算)10群13枚 有効画素数500万画素

 M型ライカを彷彿とさせるライカCMと共通のトレンドデザインを与えられたこのカメラは実際とても使いやすいカメラである。撮像素子はアメリカの写真家やジャーナリストで構成されるDIMA主催の画質比較テストの1,300~1,799ドル部門で、4/3型CCD搭載機「オリンパス E-1」を破ってトップに選ばれた2/3インチの500万画素CCD。操作系もライカのこだわりが感じられて例えば例えば絞りリングをA位置にセットしてあとはダイヤルで操作するペンタックスより絞りリングそのものをクリック感を感じながらダイレクトに廻す DIGILUX 2 のほうが僕は好みである。勿論ペンタックスでもそういう操作も可能なのだがそれだと絞り情報が exif に記録されないしファインダーの中の絞りは -- が表示されてしまうがこちらは絞りリングの操作値がファインダー内にも表示され exif にも記録される。レンズは10群13枚で構成される光学3.2倍ズームのDC VARIO-SUMMICRON 28~90mm(35mmフィルム換算) f/2.0-2.4 というコンデジでは勿論のこと眼デジですらキットレンズでは到底実現できない途方もなく明るいレンズが組み込まれているのでワイド寄りでもボケを活かした撮影が可能である。写真はフレームばかりでなく明暗のトーンも撮影者が心の中でイメージしたように撮るのが基本だと思うので露出がコントロールしやすい操作系と少なくとf2.8を下回る大口径広角レンズの組み合わせというのは重要なポイントだ。
作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ Leica DC Vario-SUMMICRON 28-90m
☆☆☆☆☆
2007.7
¥120,000.-
f:id:lovelovebear:20070928221055j:image:w100
 Leica M6
Leica M6 露出計内蔵 レンジファインダーカメラ
 ひょんなことからM型初期の SUMMICRON M35mm F2 (6枚玉)が手に入ったのでそれならと禁断の果実に手を出してしまった。大庭商会のオヤジさんに事情を話して勧めてくれたのがこれ。実際手にしたモデルは写真のライカブランドではないライツエンブレムのもの。M6 は逆光時のファインダーが評判が悪いが回避の仕方を解説しているサイトを見つけたりして一安心。AF、AEでばかり写真を撮っている僕にはやっぱりとりあえずは露出計内蔵のM6 でしょう。とにかく1年間使い倒してレンジファインダーを手中に収めてみようと思う。手にした精密機械としての手触りは最近の国産デジタルにはない感触だ。35mm のレンズをつけてもファインダーの視野は35mmのフレームを上回るしシャッターを押した瞬間の暗黒の世界がないのがえらく気持ちよい。M3、M4 に行くのかはてまた M8 を買うか1年間じっくり写真を撮りながら考えたい。
☆☆☆☆☆
2007.9
¥16,0000.-
単焦点レンズ(ライカMマウント)

 今やライカMシステムは僕の撮影主力のメインシステムである。程度が良いのがあればあとはスーパーアンギュロン21mmと第二世代ズミクロン50mmが欲しいところ。ただ50mmズマリットをもう少し使いこなして見たいしズミクロン50mmを仕入れてしまうと出番が減ってしまいそうなので思案中。ハンザのマウントアダプターでペンタックスのFA20mmが使えるので21mmじゃなくてはならない動機もあまりない今は予備のボディーか一眼用超望遠にお金を廻したいところ。ビゾフレックスに手を出すくらいならペンタックス銀塩一眼でも良いし。それにしてもライカのレンズ沼はおおよそのラインナップも決まっているので実際には国産一眼レフ用レンズに比べればさほど莫大な投資にもならないし場所も取らない。まさしく完成された撮影システムであると思う。

イメージ製  品  名、仕 様 諸 元、特 徴、感 想 な どお気入り度など
f:id:lovelovebear:20071130003730j:image:w130ELMARIT M28mm F2.8 (2nd E48)
 レトロフォーカスタイプと銘打って異様に高い値段がついている第二世代 28mm。だけどどうしてこのレンズ構成がレトロフォーカスタイプになるのかと疑問に思っていたらライカ使い神立尚紀さんも同じような疑問を呈されていたので納得した。描写は開放から素晴らしくf/8.0くらいまで絞り込むと最新の国産レンズにもひけを取らないしディストーションもよく押さえ込まれておりM型ライカ用のレンズとしては尤も気に入っている。付属のフードは同じくE48タイプの第二世代スーパーアンギュロン21mm と共用できる尤も初期の金属製。
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作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ Leica ELMARIT 28mm F2.8
☆☆☆☆☆
¥300,000.-
f:id:lovelovebear:20070928214332j:image:w130SUMMICRON M35mm F2 (2nd 6枚玉)
 M型ライカ(M4以降)の標準とも言えるズミクロン35mm。おおよそ人の営みをスナップするならこのレンズを付けて出かければ殆ど事が足りる万能焦点距離と言えるだろう。絞り込んでおけば被写界深度も深くピントを気にせず速写出来るし、開放付近でもレンジファインダーでピントを合わせやすい距離なので美しいボケを活かした写真も撮れる。僕のはカナダ製の6枚玉で最近は比較的リーズナブル。この当時のカナダライツはライカ光学系の屋台骨を背負っていたといっても良い。
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作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ Leica SUMMICRON M35mm F2
☆☆☆☆☆
¥160,000.-
f:id:lovelovebear:20070928214333j:image:w130Summarit L50mm F1.5
 M6 とセットで購入した L マウントライカ 50mm。コーティングがソフトコーティングのこのレンズは比較的手頃な価格で手に入れることが出来るが手入れには注意を払う必要がありそう。そこでとりあえず保護フィルターは必須。開放F値1.5は夜の室内でも威力を発揮できるがわずかな点光源でも発生するフレアとゴーストをどう画面に配置するかが過大。絞り込めば戦後直ぐのレンズと思えないほどの描写力を持つし、標準レンズとしての全長の長さと装着に不便な専用フードを気にしなければこれで充分とも言える。35mm と共通のフード12185が使えるズミクロン50mmと仕入れるか思案中だがフレアとゴーストを活かすことをある程度手中に収めてからとも思っている。
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作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ Leica Summarit L50mm F1.5
☆☆☆☆☆
¥46.000.-
f:id:lovelovebear:20071109232246j:image:w130TELE ELMARIT M90mm F2.8 (2nd)
 小型軽量、まるで50mmレンズ程度の大きさと重さ。古いライカレンズらしく開放で使えば扇形に広がる点光源と逆光に弱い大きなフレアだがある程度絞ったときはポートレートに抜群のレンズだと思う。SUMMICRON 90mmにせず TELE ELMARIT 90mm にしたのはなんといっても50mm並の小さいサイズでカメラバッグに忍ばせてもまったく邪魔にならない。
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作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ Leica TElE-ELMARIT M90mm F2.8
☆☆☆☆☆
¥90,000.-
f:id:lovelovebear:20071109232251j:image:w130ELMARIT M135mm F2.8 (メガネ)
 90mm のブライトフレームを拡大して使用できるアイディアは一眼レフに比してRFの望遠域での不利さをカバーしてあまりあるライカの執念とも言える。さすがに大きく重量級だがそれはあくまでもMシステム上での話。ポートレートにスナップに出動範囲は広い。
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作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ ELMARIT M135mm F2.8 (メガネ)
☆☆☆☆☆
¥70,000.-
単焦点レンズ(ペンタックスマウント)

 よくまぁ短期間にこれだけレンズを買い漁ったものだと我ながら呆れてしまう。しかしながら PENTAX 純正レンズを様々なシーンで使えば使うほどサードパーティー製のレンズに興味も関心もなくなってしまう何かがペンタックスレンズにはある。サードパーティー製のレンズで僕の関心を引くのはツァイスくらいのものだろう。なぜか?それは写真生活の主役はカメラにあるのではなくレンズと僕の目が一つになることだからなのだ。カメラはそのための媒介にすぎない。勝手気ままにインプレッションを書いています。右欄の価格はおおよその相場価格、欲しい人は参考にしてください。

イメージ製  品  名、仕 様 諸 元、特 徴、感 想 な どお気入り度など
f:id:lovelovebear:20070819162258j:image:w130MC ZENITAR 16mm F2.8 FISH-EYE RUSSIA
 ロシア製のKマウントフィッシュアイ。周辺の歪曲は凄いモノがあるがデジタルでは対角線上に直線を置けば24mmの明るい広角として面白そう。MapCamera に ¥19.800.- で突然現れたのでこの値段なら失敗もいいかと電話で予約して直ぐに買ってしまった。絞りリングにAボタンもないので全てマニュアルでの操作になるが少し絞ればパンフォーカスが得られるしF2.8の明るさは実際数値以上に明るく、開放付近でも被写体の明るい部分と暗い部分の明暗差がカール・ツァイアス プラナーTのように実際以上にコントラスト豊かに得られるので被写体を選んで使い込んでみたら楽しそうなレンズだ。距離や絞り値の派手なレタリングもいかにもという感じで楽しい。
記事「■■[写真生活]MC ZENITAR 16mm F2.8 FISH-EYE」<MC ZENITAR 16mm F2.8 FISH-EYE</a>
作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ MC ZENITAR 16mm F2.8 RUSSIA
☆☆☆☆★
¥19,800.-
smc PENTAX-FA20mmF2.8
 遠近感の強調、深い被写界深度など、超広角レンズ特有の表現効果を作画に生かしたいというのが35mmフィルム時代のキャッチフレーズ。画面周辺の歪曲収差がよく補正された端正な描写が特長とメーカーは謳っていたがAPS-C時代になって画面周辺の歪曲などまるで問題が無くなりスターレンズばりのカチッとした描写が活きるレンズになった。K10D装着時は31mm相当となる。このレンズでミュージシャンのライブステージを何回か撮ってみたが31mm相当の広い画角がとても便利で好きになった。後述のFA★24mmF2.0ALと使い分けることで微妙な画角の差を表現に活かせるのでとても気に入っている。
記事「[物欲][写真生活]smc PENTAX-FA20mmF2.8」
作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ PENTAX-FA20mmF2.8
☆☆☆☆★
¥60,000.-
smc PENTAX-FA★24mmF2.0AL
 明るい、ピントはカッチリ決まる、画角的には町の風景をとるのにピッタリのレンズ。絞り込めば驚くべき程のパンフォーカス。実はこの領域や近い焦点距離のレンズはうちにも結構あるのだが解像力はダントツ。とくにレンズキットの標準ズーム DA 18-55mm、広角ズームの DA 12-24mm、シグマ 17-70mmでそれぞれ 24mm に合わせてどんなに工夫して考えて撮ってもこのレンズの持つ途轍もなくきめ細やかな描写力、光線の美しさにはまったく歯が立たない。デジタルでの24mmという画角は一般的でないしイメージも湧きにくいがあらたにそうした画角のフレーミングに生きる素材を探しながら使い込んできたいレンズの一つ。
記事「■[物欲][写真生活]smc PENTAX-FA★24mmF2.0AL」
作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ smc PENTAX-FA★24mmF2.0AL
☆☆☆☆☆
¥84,000.-
f:id:lovelovebear:20070831005812g:imagesmc PENTAX-FA 28mmF2.8AL
 メーカー曰く『ハイブリッド非球面レンズを採用し、5群5枚のシンプルなレンズ構成ながらFAスターレンズなみの高性能を獲得。球面収差や像面湾曲をはじめとする諸収差がよく補正され、画面周辺部まで美しい画像を結びます。F2.8と明るい開放絞りで、やわらかなボケ味を生かした表現も可能。単焦点レンズならではのコンパクトさとともに、透明感のあるヌケのよい描写性が特長です。』それほど言うならラインに残せよ!ペンタックス。AFからMFへのシフトがカメラ側での操作しかないのがタマにキズでその点ではFAスターレンズのスライド式フォーカスリングやDAレンズのクイックフォーカスシフトに及ぶべくもない。だが写りの良さと 20mm 28mm 35mm 50mm と自由に組み合わせてポケットに入れてすら持ち運びが出来るサイズと重量がとても気に入っている。
記事「[写真生活][物欲]smc PENTAX-FA 28mmF2.8AL」
作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ PENTAX-FA 28mmF2.8AL
☆☆☆☆☆
¥28,000.-
f:id:lovelovebear:20070819153006j:imagesmc PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited
 Yahoo オークションで落札。K10Dで使えば47mm相当の標準的な画角となる。
記事はまだありません
作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited
☆☆☆☆☆
¥90,000.-
smc PENTAX-FA 35mmF2AL
 単焦点の標準という使い方をしているレンズ。面白いことにデジタルで使うと勿論画角は狭くなって54mm相当になるのだけれど被写界深度は広角35mmのままのように思える。だからクローズアップレンズと組み合わせて被写体に寄ってマクロ的な接写をしてもピントの範囲が確保される。一部のマニアックなファンのひとはこれと FA 28mm F2.8 を隠れスターレンズと呼ぶがそれはメーカーが 28mm F2.8 をスターレンズ並みの描写性能と誇らしげに語り、この 35mm もそれなりの美しい解像力を持つからだろう。この画角領域のレンズは比較的少ない構成群枚数と余裕有る鏡胴内に設計者の意図する様に無理なく絞り羽根が配置できるから比較的安価に提供されるのでほんの少し割高にはなってしまうのだがそこは飲み行くのを1、2回我慢してもイタメシやフレンチを吉野家に変えてもサードパーティー製ではなく純正 smc PETAX を手に入れることをお薦めする。
記事「[写真生活][物欲][ワイン]smc PENTAX-FA 35mmF2AL」
作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ PENTAX-FA 35mmF2AL
☆☆☆☆☆
¥33,000.-
smc PENTAX-FA 50mmF1.4
 FA 50mm はデジタルだ、銀塩だという垣根を越え、その存在はスターレンズやリミテッドレンズというメーカーとファンのこだわりの存在にもまったくヒケを取らないくらいの存在感があるレンズ。このレンズで単焦点沼にはまったと言っても過言ではない。単焦点フレーミングを決めてフィンだーを覗き込めばそこにはズームとはひと味もふた味も違う豊かな世界が広がっている。道流(どうる・諸君の意)!いまだ看取せずんば看よ!看よ!である。f8.0くらいまで絞ったときの高品位さはもう涙がチョチョ切れるほどにたまらない。
記事「[写真生活][物欲]smc PENTAX-FA 50mmF1.4」
作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ PENTAX-FA 50mmF1.4
☆☆☆☆☆
¥27,000.-
SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG (PENTAX)
 ペンタ純正単焦点の標準域ラインナップが揃ったのに加えてクローズアップレンズや接写リングもあるので出番がなくなっってしまったレンズ。それに Leica D-LUX2 の加入でますます使わなくなったので売ってしまった。決して悪いレンズではないと思うし被写界深度は純正 FA 50mm より深くボケもそれなりに美しいのでペンタ純正 DFA 50mm マクロに比べれば半額以下の流通価格も魅力。眼デジは標準と望遠ズームだけでバルコニーのお花撮影をするから何か単焦点をというかた向けのレンズ。
記事「[写真生活][物欲]SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG (PENTAX)」
作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ SIGMA 50mm F2.8 EX DG MACRO
☆☆☆☆★
¥25000
売却
smc PENTAX-FA★85mmF1.4ED[IF]
 一部のマニアは世界最高のレンズだと言いコイツのためにペンタボディーを使うのだとも言わせる銘玉。ツワモノはマウントを改造して CANON EOS で使っている人もいるくらいだから世界最高のレンズというのもあながち誇張ではないと思う。実際使ってみて手の馴染みも良いし上がってくる写真もとても満足のいくものだ。FA 77mm はまだ現行品だがこれはもう終わっているし、K10D の人気でタマ不足のスター銘玉は値段も上がってきているので欲しい人は見かけたら直ぐにでも買った方が良いかもしれない。
記事「[物欲][写真生活]smc PENTAX-FA★85mmF1.4ED[IF]」
作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ PENTAX-FA★85mmF1.4ED
☆☆☆☆☆
¥145,000.-
smc PENTAX-A★ 135mm F1.8
 強烈に浅い被写界深度と群を抜く解像力と 200mm のように大きく重い大口径望遠レンズ。撮り手にオマエは使いこなすことが出来るのかと迫ってくるような気むずかしさがあるのでこちらもファイトが湧く。ごく短期間しか製造されなかったので極端にタマが少なく値段もびっくりするほどファイトが湧く高値である。FAスターと違ってブラック塗装でフォーカスリングの形もAレンズのまま。トルク感とスムーズさを併せ持つフォーカスリングはそのままこのレンズの剛性感が伝わってきてなかなか良い感じ。不思議なことに K10D では開放絞り f1.7 と表示されるがこれは Mapcamera の二本もわたしが手にした大庭紹介のものも同じである。
記事「[物欲][写真生活]smc PENTAX-A★ 135mm F1.8」
作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ PENTAX-A 135mm F1.8 Star
☆☆☆☆☆
¥250,000.-
ズームレンズ(ペンタックスマウント)

 写真の王道は単焦点にあるといっても昨今のズームの性能向上は目を見張るモノがある。TPOによっては幾つものレンズを持ちあることが困難なこともあるしズームならではのシャッターチャンスもある。最近使う機会は減ったものの良いズームは広角から望遠まで何本かは揃えておきたい。右欄の価格はおおよその相場価格、欲しい人は参考にしてください。

イメージ製  品  名、仕 様 諸 元、特 徴、感 想 な どお気入り度など
smc PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5ED(IF)
 活用の仕方はいろいろあると思うがそれは撮り手のアイディア次第。四角いものは対角線にあわせるとか丸いものを丸く撮ってパースペクティブを強調するとか魚眼は丸く歪曲されるという概念を捨て去って使い込んでみたいものである。
記事「[写真生活][物欲]smc PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5ED(IF)」
作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ PENTAX-DA 10-17F3.5-4.5FISH-EYE
☆☆☆☆★
¥46800
smc PENTAX-DA 12-24mmF4 ED AL(IF)
 広い画角とパースペクティブはまるで別世界。デジタル専用に特化しているので12mmでは気を付けないとガラス板のハーフNDを持つ指が隅を蹴ってしまうということもある。高層建築や河川の船の上から町並みを撮ると最初は面白いがちょっとやってみれば流行の商業広告写真のようでやってみるに値しない世界であることにすぐに気がつく。そんな写真は広告写真家が撮ればいいからでアマチュアにはマチュアの撮る領域があるように思う。カルガリー大学のS・ヘテロ教授が広大なアラスカの風景の中に点のようなグリズリーが佇む星野道夫の写真を見て自然と動物行動学の観点から大いに学ぶものがあったと言われているが自然の一部に過ぎない我々人間が自然に畏敬の念を持つような写真をこのレンズで撮ってみたいものだと思う。
記事「[写真生活][物欲]smc PENTAX-DA 12-24mmF4 ED AL(IF)」
作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ PENTAX-DA 12-24mmF4 ED
☆☆☆☆★
¥69800
SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
 シグマが用意するAPS-Cデジタル専用の標準ズームレンズ。ペンタ純正より1mmワイドなところとワイド側開放ニッパチ、そして中望遠域の70mmまでが嬉しい。なんせ広角域での1mmは別世界を作るし70mmまでならレンズ交換も必要ない。スナップ用レンズとしては実用的で好感が持てる。描写や解像力は???
記事「[写真生活][物欲]SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO (PENTAX)」
作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ SIGMA 17-70mm F2.8-4.5DC MACRO
☆☆☆★★
¥37,000.-
smc PENTAX-DA 18-55mmF3.5-5.6AL
 キットレンズだが解像力はなかなか。暗いので中望遠域でも美しいボケは期待できないがあなどれないCPの高いレンズ。広角域でパンフォーカススナップ好き向け。
作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ PENTAX-DA 18-55mmF3.5-5.6AL
☆☆☆★★
¥13,000.-
Tokina AT-X235 AF PRO 20-35mmF2.8 F&R ASPHERICAL (PENTAX)
 開放付近のピントはあまあまでガッカリ。しかもK10Dとの組み合わせで全体的にかなり黄色がかるしフレアも発生しやすいので花形フードにももう一工夫欲しい。このメーカーとの共同開発のDA★レンズが思いやられる。設計が古い為なら納得がいくが、ならばメーカー希望小売価格が12万円で6万円台で新品が流れる現行品というのはどう解釈したらいいのだろう。これっきりか?
記事「[写真生活][物欲]Tokina AT-X235 AF PRO 20~35mmF2.8 F&R ASPHERICAL (PENTAX)」
作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ Tokina AT-X235 AF 20~35mmF2.8
☆★★★★
¥38,000.-
売却

||smc PENTAX FA28-105mm F3.2-4.5 AL
 パーティーやバーベキューでフットワーク良くスナップするのに好都合なズームレンズ。勿論描写だって悪くない。絞りリングがちゃんとあって DA 18-55 より高級感もある。まだ現行品だから小さい子供の写真撮るひとは買っておいて損はないと思う。ファミリーや仲間内のどんちゃん騒ぎスナップ向け。
記事「■[写真生活][物欲]smc PENTAX FA28-105mm F3.2-4.5 AL」
作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ PENTAX-FA 28-105mm F3.2-4.5 AL|☆☆☆★★
¥26,000.-

SIGMA AF 28-300mm F3.5-6.3 DG マクロ (PENTAX)
 言わずと知れたお買い得光学10倍ズーム。その日のテーマに沿って持ち出す単焦点を決めたら行く場所や息抜きに何をしたいかでこれか純正の DA 50-200mm のどちらを持�

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