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EPSON フィルムスキャナ F-3200 到着

デジタル暗室システムの構築

 EPSON フィルムスキャナ F-3200 が到着した。早速 M6 で撮ったネガをスキャンしてプリントした写真をキャノスキャン IDE 5000 でスキャンしたものと比べてその画質、というより一枚のネガに記録されている情報量の豊富さに感動モンです。キャノスキャン IDE 5000 を貶すつもりはありません。だいたい値段に6倍近い開きがあるんだから当たり前と言えば当たり前。それよりラボに出してプリントされた写真と実際のネガフィルムの情報量の違いに驚愕したのでした。ショップでプリントされた写真にいまいち納得がいかない、あるいは理解できない現象があったものが一挙に氷解しました。

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 変にコントラストが低くトーンが明るい写真のデータをみるとそうじゃない写真に比べて露出が不足しているのではと思われるのに露出オーバーみたいのが何枚かあったんですが、これショップのプリントでそのまま焼くと黒つぶれが多くてショップで明るく補正してくれているんですね。だけど F-3200 でネガから現像だとそんなことしなくても黒い部分もこまかく写っています。明るく補正してくれてもグレーのまま潰れてるんですけどね。それはそれでショップの親切だと思うことにします。なにしろプリントは基本的にはサービスだからね。一つの目安としてこれからも有り難くいただくことにします。例えば上の2枚、左が F-3200 でネガから現像、右がラボのプリントですが、まずコントラストが違いますね。それと写真の奥行き感が全然違います。右の男性のトレーナーのシワも F-3200 の方が潰れずに細かく再現されています。

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 次の n.dining のマスターの写真もそう。左側が F-3200 で右がラボのプリントです。勿論スキャナの性能の違いもありますがショップでのプリントは暗い部分が潰れがちで、これは実際に見ても(とは言ってもネットではお見せすることはできませんが) F-3200 でネガから現像したもののほうが優れています。もうひとつショップのプリントを見て気がつくのいささか倍率をあげてプリントし画面の周辺を切り落としていることですね。周辺減光やディストーションもカットできるのでこれも消費者サービスの一環なんでしょう。

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 こちら上下の写真とも同じくそれぞれ左が F-3200 でネガから現像、右がラボのプリント。まぁ僕の写真が暗いところで撮っていてトーンも暗めなのでショップの方で極力コントラストをあげてくれているようです。そうでなきゃネガとの比較でこの映像の違いは説明出来ません。ところが実際にレンズの特性を表現するにはそういうことはしない方が良い結果が得られるようですね。まぁDPE市場の要求はコントラストの高い写真だろうと思うのでそういう設定になっているのかも知れませんがラボの店先で女の子がPCの画面でプリントする画像を操作しているところをみてしまったんで、そう思うわけです。ことライカレンズの写真については暗い場合はコントラストを高めたり画像を明るくするよりも計算上の露出を補正した方が良い結果が得られると思います。田中長徳さんはフィルムスキャナとインクジェットの組み合わせは充分ライカレンズの特性を引き出せるから仕事場から暗室を無くしてこれからはデジタル暗室システムだと書かれています。ああ、これでますます銀塩にはまりそうだ(笑)

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EPSON F-3200 + iMac 24inch Intel CoreDuo 2.8GHz + PhotoShop CS3 + EPSON PMG850 我がデジタル暗室操業開始。