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Critical minority と Silent majority

Blog

静かなる多数に隠れてしまわないで批判的少数と生きよう

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Twilight Bus Stop : M6 + SUMMICRON 35mm F2.0 f/2.0 1/500sec. ILFORD XP2 Super400

 毎日通勤の電車に乗るたびに廻りを見渡しても見たことのある顔に会うことはないし会話を交わしたことがある人に会うなど殆どといって良いくらいない。例えばああ~、あの女性は綺麗な人だなぁ、あの青年は怖そうなおニィさんだなぁと思っても以前に見た記憶はないし、明日からもきっと見ることはないだろう。そんな風に人と人は殆どすれ違うだけで互いに意識することもなく日常が過ぎていく。

 世の中これだけ沢山の人がいるのに自分と交渉を持つ人はほんのわずかしかいないことを改めて思う。例えば日本全体の人のうち何人の人と互いに知っているだろう。仮に1000人の知り合いがいても全体から見ればわずか 0.00001% である。ましてやたまには食事をし、酒を飲み、語り合う人など何人いるだろうか?職業柄語り合う人は多いのではないかとは思うけれどそれでも100人くらいじゃないだろうか。という計算をしたのも僕のマイミクシは現在40人くらいで彼らは実際にたまには食事をし、酒を飲み、語り合う人々ばかりでその彼らと一緒に来る人が約1.5倍くらいでしめて60人、仕事関係でそう言うつきあいのある人が40人くらいはいるのかな?という計算。

 だから日本はすごく人が沢山いて自分の世界は広いように思いがちだけれども常時自分の廻りで動いている世界とは100人くらいに囲まれたとても小さな世界なのだよ。この100人のものの見方、考え方、価値観は多様だ。でも今日の話題の本意から考えて仕事関係の4割は外してしまおう。なぜなら同業者っていうのはものの見方、考え方、価値観の基盤が共通だったりして、あるいは損得の利害関係が絡んだりして自分にとって公正な批判者としての世界を構成してくれるとは考えにくいから。異業種に席を置く年齢も性も千差万別な人たちこそそれぞれの小さな世界で揉まれてその経験を自分にぶつけて貰えるという寸法だ。つまり僕の生きる世界は60の価値観の違う世界に取り囲まれて晒されているということ。

 これはとても素敵なことだと思う。人は時に誤りを犯す。これを指摘して批判してくれるのはまず自分の廻りの小さな世界の構成者達 (Critical minority) だ。このとき素直に受け入れて正して行けば事を大きくしないうちに自分の舵を取り直すことが出来る。だからこそ小さな世界の批判やアドバイスを大切にしたい。大きな世界 (Silent majority) に同じようなことをしている人がいると甘えるよりも素直に誤りを認めて改めていけば、それは心の平穏と楽をもたらす。そして楽になったときまわりに助けられたのだと知る。だからこんどは人をたすけてあげようと思う。だけど大きな世界の人々は殆どすれ違うだけで意識もしてくれないで通り過ぎていく。まわりがすれ違うだけの人々だけになってしまったらまるで夕暮れのバス停のようにうら寂しいことこのうえない。

♪BGM while writing

今日見たビデオ

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