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ネットでの風評は自分の価値を左右するほどのものだろうか

ブックマークされたくない気持ち

Beautiful distance

Beautiful distance : M6 + TELE-ELMARIT 90mm F2.8 f/5.6 1/125sec. Kodak BW400CN

  • 海岸に出てくる小道ではもつれ合うように寄り添ってあるいて二人が海岸に出るとほどよい距離をおいて歩き出した。夕方の潮風が恋の高まりを吹き流してしまったのだろうか。いちゃついているカップルはさんざん撮ってきて、余程エポックがないと飽きてしまったのでカメラを向けもしなかったが、この距離感に愛と信頼を感じて思わずシャッターを押す。ははは、いいねぇ(笑)またあとでたっぷり愛し合ってくださいな!

 はてなブックマークに『ブックマークされたくないという不特定多数の言葉』(*1)があるそうだ。へぇーと思う。それだけネットに普通の人が進出してきたということなんだろうけど。

『ごく一部の人以外に見られたくない、けれど見知らぬ人にも見てほしい』という要望の存在(*2)は矛盾した要望と言うより論理的に成り立たない。たしかにブックマークを見てみれば自分の記事に対するコメントが並ぶ。ほめ言葉ばかりじゃないのは当然だ。褒められるのは嬉しいけど悪く書かれるのはいやだってまるで子供みたいな言い分だがそれが人情と言うのもだろう。

 だけどサ、ネットでネガティブに書かれるってことはそんなに自分の存在価値を左右するものなのかね?実生活で自分を知っている人とネットでしか知らない人との間にはものすごく隔たりがあると思う。実生活で知っている人はある意味面で自分のことを知っていって、ネットでしかの人は短い線か点くらいしか自分のことは分からないくらいの隔たりがね。

 むしろ、実生活で関係があって実際の利害関係がある人ではない人たちとの社会というところで自分のテキストの稚拙さや表現力の足りなさ、自分が考えているけれど実生活では人に話せないようなことを悪口でもネガティブでも評価して貰えるってことは良いことじゃないのかな。特に近藤さんの言うような職業としての表現者ではないブログを書く普通の人々はそんな機会もなかなかないんだからサ。それで自分の実生活の価値が左右される訳じゃないしねぇ。

 とは言ってもいやなものはいやで理屈じゃないんだよな、きっと(笑)この人間の勝手さというのは面白い。それが人情、人情。間違っていることは分かっていても人情、人情。

 近藤さんのこのエントリにについては『妄想科學日報』さんや『N.S.S.BranchOffice』さんも興味深い記事を書かれている。特に前述の『妄想科學日報』さんは、はてなの新サービスなぞなぞ認証が一つの方向性を見いだせるのじゃないかというご意見はなるほどね!と思う。

 僕が「なるほどね」と言うのは解決策が見いだされることに頷いているわけではない。それは技術や文化は人情が突き動かして発展する法則がここにもちゃんと働いているから。大きくは戦争に勝ちたいという人情が技術を大きく進歩させて来たし、ブッダでもキリストでもああいう人になりたいけどなれないと言う人情がブッダやキリストは永遠で自分たちは祈るだけで救われるという自分勝手な宗教に肥大発展させてきた。

 技術の進歩が便利さと引き替えに大量に人の命を奪ったり、自然破壊につながったりした。哲学することによる必然的な倫理的要請を自分に課さずにブッダやキリストに代わりにやってもらうことで仏教もキリスト教も肥大化したけど駄目になった。ネットの技術も人情に応えることできっと駄目になっていくんだろうな。というか人情で物事が進むと思う人間をダメにしていく。やっぱ、人間ってダメダメだな(笑)勿論、僕も含めてね(自嘲)

♪BGM while writing

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