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雨の報国寺竹林

仏教

竹寺と呼ばれるだけのことはあるね

雨の報国寺竹林

雨の報国寺竹林 :
  M6 + SUMMICRON 35mm F2.0 1/250sec. f/5.6 + 1/2 SUPERIA Venus 400

 鎌倉の報国寺で親戚の13回忌の法事があったので出向く。開教偈の他、般若心経、法華経から観音経偈、〆に白隠禅師坐禅和讃とシンプルな構成。参列者を飽きさせない配慮なのかサービスの良さ。最近はどのこの宗派の法事でもこういう傾向。別にお経って難しく長く沢山読めば良いって問題じゃないから大いに結構なのだが、回向文とかもう少し時流に合わせてなんとかならないものか?イマドキ禅で「霊位に回向」ってちょっとおかしいような気がする。もう少し禅学的なアプローチを試みれば最後の法話ももう一ひねり出来そうなんだが、惜しい!

 それはともかく読経、焼香のあと墓地へ参拝。法事の参列者は拝観料は不要というので竹林庭園を見る。雨に濡れた竹林はそれはもう美しい。百丈の弟子香巌が、師の没後、兄弟子の大潙山を訪ねるが「お前の学んできたものなどいらぬ!そもそも父母未生以前のお前は誰か言うてみよ!」と問われ兄弟子の配慮を理解できず、悄然として庵を結び竹を植えて暮らた。とある日、掃除中、箒で掃いた小石が竹に当たって、パチンと音をたてる。その瞬間、香巌はハッとして大潙山の恩に気がつく。全ての問題は自分自身にあった。兄弟子潙山は香巌を問い詰めたのでも見放したのでもなかった。目標を定めれば外に向かいがちな香巌の心を直に指差したのである。そのことを体得した香巌は沐浴して大潙山に向かって礼拝する。この竹林庭園にいるとそんな人の心を差して止まぬ力が竹にあるように思えてくるから不思議だ。

 ■一日一チベットリンクチベット問題の整理 九州大学 岡野教授

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Layali

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