Kodak T-MAX P3200 (TMZ)
なんちゅうかこの粒子感
Drum Mania 矢部ちゃん : M6 + TELE-ELMARIT 90mm F2.8 (2nd) f/5.6 1/60sec. Kodak T-MAX P3200
もう暑い日、真夏日が4日間も続いてすっかりまいっておりまする。月曜日は仕事で外出してすっかりまいってしまってなにもやる気無し。火曜になって外出せず(夕方ちょこっと打合せに自転車で港北まで出かけたが)がんがんに冷房効かせてモノクロ写真の整理をば。ようやく手をつけた5月24日中村家祭りの Kodak T-MAXP3200(TMZ) の写真群。このフィルム明るいところで絞り込んでしかも高速シャッターで撮るととてもなめらかな写真が出来るのだけれど暗いところで少し絞ってそれでも1/60sec.くらいで結構場末感満点の空気と共にくらい中の人の表情をまるで明るい中で撮ったように捉えられるところが好きなんだなぁ。粒子感というか銀の粒というのかデジタルの高感度でのノイズとは一線を画する実在感というか。やっぱりやめられません、銀塩写真。
Drum Mania 小高さん : M6 + TELE-ELMARIT 90mm F2.8 (2nd) f/5.6 1/60sec. Kodak T-MAX P3200
だいたいライブハウスってのは一瞬/\明るさが違って、照明があたるところあたらないところ以外にちゃんと線引きされちゃうから狙った人を狙ったように撮ろうと思えば露出は固定になる。そもそもにおいて未だにM型ライカなどという骨董趣味的なレンジファインダーカメラで写真を撮るので、たとえ常用しているのがM6という露出計付きのカメラであっても重要なテーマは人の表情と動きと来れば赤く三角形に光る露出計を見い見いシャッター速度を合わせてなんてことはせずそこはばっちりラチチュードの広いこのTMZで露出固定で撮るのが僕の主義。指先への神経は大まかにピントだけに集中させて撮りたい。
Drum Mania ジュンちゃん : M6 + TELE-ELMARIT 90mm F2.8 (2nd) f/5.6 1/60sec. Kodak T-MAX P3200
レンジファインダーというのは光の屈折によるカメラの仕事がすっかりブラックスボックスになっていて一眼レフのように仰々しくミラーを上げてガシャリ、一瞬世界は闇というような儀式がないから、もう見えるままにシャッターをカシャリカシャリと静かに押してあとはカメラ任せ。光の屈折と合成の儀式に人間が関与しようなんて出しゃばったマネは一切やめて、只ひたすら云、良しとシャッターを押しちゃぁ、フィルムをチャッチャツと巻き上げる。そのなんというか静かなだけに盗撮をしているような緊張感もなかなか味わいがあってよろしい。
幸六 福田六花さん : M6 + TELE-ELMARIT 90mm F2.8 (2nd) f/5.6 1/60sec. Kodak T-MAX P3200
この日は手持ちの T-MAXP3200 が1本しかなくて行きがけにビッグカメラに寄ったのだけど入荷なしで欠品。それでもそのTMAXの中にドラムマニアの紅一点小口さんのいいのが取れてなかったのが悔やまれるなぁ。まぁじぶんのウデの無さに乾杯だよな。それでも結局ドラムマニアと幸六だけに使い切ってしまいあとのミュージシャンはトライX 400で撮るということになってしまった。シャッター速度が3段変わって1/15sec.になってしまうので被写体ブレの打率が極端に上がってしまうのが残念。だけどうまいこと動きが止まった表情を捕まえられればなめらかさはこっちの方が上かな。トライX 400 の写真の方はこちら。なんだかなぁ、今晩は frickr の調子が悪くて写真のアップロードが遅くってとてもかったるかった。毎日銀塩をサイトにアップするのはやっぱり重労働だなぁ。
■一日一チベットリンク → 五輪会場で横断幕禁止 観戦規則、動物愛護も駄目
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やっぱり恐怖暗黒の共産主義だね(笑)
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