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TREK 7.6FX ハンドル廻りのチューニング

疲れにくいカーボン素材を中心に

BONTRAGER RACE XXX LITE OS CARBON FLAT

 フラットバーハンドルのバイクにとってハンドル廻りのチューニングは重要なポイントだと思う。でこのエントリはクロスバイクを中心にここへ検索して来られる方のために。特に TREK の FX シリーズね(^^;。実際に競技にバリバリ参加しているようなかたとは体力も違うのできっと参考どころか菜っ葉の肥やしにもなりませんので悪しからず(^^;。クロスバイクがいくら軽量で長距離のサイクリングにも(「にも」というところがミソ)適していると言っても、軽量性も運動性もやっぱり所詮クロスオーバーな中途半端なバイクなのです。クロスバイクは競技用じゃありません。競うべき相手は他のライダーではなく自分自身の肉体なのです。だからどういう目的で乗るのかを明確にすることが必要。そうじゃないと確実に数ヶ月で飽きます。TREKクロスバイクを求める人はそこんとこよく考えましょう。そして純粋なスポーツバイクにヒケを取らないバイクに仕立てるためには途轍もない投資が必要です。その覚悟と経済力がない人はもう少しお金を出してマドンやエリート、またはフエルを買いましょう。そっちのほうがずっと安上がりです(笑)さもなくば快適なままちゃりと割り切って乗りつつづけるか、バルコニーの粗大ゴミにするか、はてまた僕のようにクルマをやめてその分つぎ込んでスーパーバイクに変身への道を選ぶか、選択肢は三つに一つです。半ば自嘲気味に僕の TREK 7.6FX チューニングに記録をお話しします。

TRIGON OS CARBON MULTI BRACKET

 フラットバーハンドルの良いところは町中での扱いが楽なところです。そしてクロスバイクの利点は危険を感じたらヒョイと歩道にエスケープ出来るところ。そのかわり歩道は歩行者のペースで走ること。歩行者をぬって走るなんてのは言語道断、ルール違反、いや法治国家ニッポンの法律違反です。そういうヤツは最低!歩道は車道以上に他人に対して危害を加える可能性が高いことを充分意識して走りましょう。それが出来ないなら自転車は車道を走れば良いのです。と、その低速な取り回しのためにも軽量で扱いやすいフラットバーハンドルを選びます。TREKなら Race Light XXX OS バーしか選択肢はありません。そしてステムも Race Light XXX。純粋なスポーツ車に比べてもともと車重が重いクロスバイクはこういうのをつけてもその効果は軽いスポーツ車にもう一段グレートの落ちるパーツをつけた効果ほど効果が上がるかというと疑問が残るのです。ここは最高グレードしか考えられません。カーボン素材の最高級のレーシングパーツは驚くほどの快適性をもたらします。100km走っても手が疲れないハンドルです。舗装の荒れた微振動を見事に吸収してくれます。体力のないあるいはこれからダイエットしようと考えているクロスバイカーだからこういう高級品が必要なのです。だって長く自転車に乗っているひとやプロのライダーなど、ハンドルだけは自由にカットできるし硬い感じのアルミバーのほうが良いと言っている人を僕は結構知っています。そこは体力のないものの悲しさ、その分お金をかけるしかありません。

ERGON RACE GRIPS GR2

 サイクルコンピュータの止めてある台座、実はこれもカーボン製で10数グラムしかありません。殆どバーに固定するためのアルミ製クランプの重さです。これ TRIGON 製で約5000円します。最初はええっ?と思いました。ミノウラというメーカーに同じようなパーツが数百円であります。だけどそれはこの TRIGON 製の10倍も重さがあります。そこは体力のないクロスバイカー、諦めて5000円出すしかありあません。そしてグリップ。実は掟破りで僕はまだお金が足りなくて(自嘲)安物を使っています。この ERGON RACE GRIPS GR2 。ちょっと重くて左右で330gあるんですね。でも形状はよく考えられています。大きくなった部分が手の平の下の方にあたるように角度をやや上向きにして使っています。これで長距離がかなり楽になります。体力のない人間の悲しさで普通の形状のグリップだとだんだん手首が下がってきます。そうすると二の腕と手の掌が屈折して血液が滞留してしまうんですね。それが手の痺れを引き起こします。そして腕に力が入ってやがて肩こりまで引き起こす。そこでこのグリップを使って腕と手の甲の角度が一直線になるようにすることで長時間の疲労での手の屈折を止めて手がしびれないようになります。カーボンのステム、ハンドルバーと並んでその効果は絶大です。こちらのハイグレード仕様、2007 MTB世界選手権 XC女子エリート優勝のイリーナ・カレンティエバが愛用する Terry Ergon GX2 Carbon も市販されていてこちらはペアで180gを切る軽量さ。もうそっちに替えるしかありません(笑)

Shimano XTR SL-M970 BL-M970

 シフターとブレーキなどのレバー類はシマノ XTR でまとめています。特にシフターのパツンパツンとシフト出来る軽快さは特筆モノ。これを使うともうディオーレとかに戻れません(自嘲)。人間って一度味わった贅沢は忘れられないものなのですね。勿論軽量さでも随一なのは言うまでもありませんが。ブレーキレバーの位置を掌の大きさに合わせて調整できるのも美点。この機能は Deore XT にも有るそうですが。そしてレバーの形状、人間の指の配置に基づいてもはや芸術的とも言える形状とさわり心地です。で実は悩んでいるのがこれを STI デュアルコントロールレバーに替えるかどうかということ。というのも僕はリアのディレーラー(XTR)にローノーマルタイプを使っていますが、これでシフトの法則性がフロント、リアで統一されるんです。一段スキップするシフトも出来るので町中での突然の停止にはとても具合が良い。ブレーキングしながら人差し指でシフターをチョンチョンと引いてやれば停止するときにはリアはローに戻っている。このおかげで原付より速いダッシュが可能です。つまり車線の中で最も安全なラインを一番先に確保できるという寸法です。ところでシフトアップは親指でサブレバーを押せば良いのですが、それはフロントも同じ。だけどフロントの方がギアの径が大きな分シフトのストロークが深い。そこで深くても親指の負担が少なくて済むように左右のシフターの取付角度を変えています。この調整が出来るのがラピッドファイヤーシフターとブレーキレバーの独立した組み合わせなんだと理解している。この絶妙な指使いが STI デュアルコントロールレバーでも出来るのならハンドル廻りがよりスッキリするから迷うことなく STI にするんですが…

BONTRAGER RACE XXX LITE OS CARBON FLAT

 なんだかツラツラとハンドル廻りのチューニングについて書きましたがこれで TREK 7.6FX のハンドリング、別物のように洗練され軽快になっています。って早い話がフォーク以外別物なんですけどね。だけどハンドル廻りのこのチューニング、シフターやブレーキレバーも入れるとプロショップの工賃は別で92000円(LEDライトとかコンピュータは勿論別ね)かかっています。グリップをTerry Ergon GX2 Carbon に今月替えようとおもうんですけどその差額だけでも約15000円だからこのバイクのハンドル廻りは10万7千円かかっているということになる。だけどエルマリート28mmの半分だとかスーパーアンギュロンよりは安いから良いかと自分で納得しています。ましてクルマに夢中になってブレンボだのBBSだの言ってるよりは金額的にはカワイイでもんですよ、シマノやらカンパやらボントレガーやらってのは。でも普通の神経の持ち主から見たらきっと殆どバカですね(自嘲)だけどバカと言われようと良いんです。クロスバイクは自分の為のバイクなんですから!

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Road Scholars

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