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カーボンハンドルバーをカットする

トレックの人は絶対駄目よと言っていたが…

ERGON Race Grip GX2 Carbon & XTR ST-M970

Bontrager Race XXX Lite OS Carbon Flat カット済
      w/ERGON Race Grip GX2 Carbon & XTR ST-M970 デュアルコントロールレバー:
                 D-LUX2 DC VRIO ELMARIT 28 - 105mm F2.8

 最高のレーシング機材は最高のコンフォートをもたらす!というのは勿論例外はあるがこれはハンドルバーをカーボンに換装した時の実感である。特にリジットフォークの場合路面からの振動が大幅に吸収される。他のメーカーのものは使ったことがないので分からないが Bontrager Race XXX Lite OS Carbon Flat は大幅な振動吸収で長距離ライドの手の疲労を軽減してくれるうえにそれでも路面の情報はちゃんと伝えてくれるからとても信頼できる相棒である。しかし580mmという長さは振り回すのには長すぎるし、慣性力が直進安定性をややスポイルしているような気がして仕方がなかった。

 メーカーのサイトには設計上カット不可と謳っているのでなかなか踏み切れないでいたのだがネットを探してみるとそれでもカーボンハンドルをカットして使っている強者が結構いるじゃないか。そして BAZOOKA から「END PLUG」というハンドル補強パーツが出ていることを知る。以前アルミのフラットバーを使っているときは500mmまでカットしていて、小指をややエンドバーに掛けてロードのブラケットに体重を預けるような感覚で乗るのが良いフィールだったので清水の舞台から飛び降りるつもりで同じ500mmにカットしてみた。清水の舞台からと言うのはなんせ24000円のハンドルバーである。失敗したらおじゃんはあまりに痛いっ(笑)

街角のひまわり

街角のひまわり : D-LUX2 DC VRIO ELMARIT 28 - 105mm F2.8

  • 実は夏の間、自宅から50kmほど離れた丹沢の麓までジテツウで来ている。と言っても暑さと体調とにらめっこしながら輪行を取り入れているが…。そのためにも今回のハンドルバーカットは自分的には必須だったのである。写真は丹沢麓の街(村?)の角で見つけた大きなひまわり。ちょっとルートを迂回するだけでいろんな出会いや発見がある。だからジテツウはやめられない(笑)

 カット自体は糸鋸ですんなり行った。気休めに断面にはアロンアルファを塗布しておく。しかし両サイド40mmずつカットした断面のパイプ形状はあまりに薄い。なるほどこりゃトレックの人が絶対駄目だと言うわけだ(笑)当然このままエルゴングリップとエンドバーを装着すれば相当やばい。かといって BAZOOKA の「END PLUG」は結構な重量増になるのでこの「END PLUG」を参考に、パズキルとミラーのハンドルバー挿入部分のうちエルゴングリップの締め付けリングが当たる部分にアルミのテープを巻き、ハンドルバーの内径ギリギリの径に仕立てる。むしろある程度強引に押し込まないと入らないくらいの径にしてエルゴングリップとエンドバーをハンドルバーに被せてから挿入した。

 あとはエルゴングリップを一締め、次にミラーとパズキル一締めと交互にヘキサレンチで締め上げハンドルバーを内外相互に挟み込むように固定する。これで論理上はハンドルバーの薄い部分に一方向からの負荷は掛からない。自分の体重を掛けてもエンドバーがずれない程度に相互に締めて完了。実際にやったのは今日ではなく7月の下旬。それから今日まで特に不具合はない。むしろハンドルの幅は自分にはピッタリで取り廻し易いし、中高速走行での直進安定性は格段に良くなった。

 どうしても強引にハンドルカットしたのは訳がある。2枚目の写真の解説で触れたように実は夏の間、ジテツウで丹沢の麓まで来ている。往復100km近い。当然毎日自走のみでは無理だ。だからある程度の距離は毎日輪行である。最初は目的地の駅の駐輪場に安いMTBルック車でも置いておこうかと考えたが駅から職場まで丹沢の山に入り込まなければならない。とてもじゃないがMTBルック車でこの坂を行く気にはなれなかったので自宅から最寄りの小田急急行停車駅へ自走して、それでも10km 近くはあるが、バイクをたたみ目的地の駅まで輪行することにしたのだ。7.6FX のハンドル幅をロード並みの幅に落としてしまうと操作性や直進安定性の向上ばかりでなく輪行の梱包効率も上げてくれるのである。

 と、この方法、読者に安全を保証するものではない。カーボンハンドルバー、カットで検索掛けてここに来た人も、あくまで自己責任で。よい子は絶対まねをしないように!大けがをしても僕は一切の責任を取りません(笑)


一日一チベットリンク → 「チベットに平和が実現するまで」 「僧侶の会」関西支部が発足

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