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TREK Elite 9.9 SSL 700C クロスバイク仕様 インプレ

ほぼ狙い通りかな

TREK Elite 9.9 SSL 700C クロスバイク仕様

TREK Elite 9.9 SSL 700C クロスバイク仕様: D-LUX2 DC VRIO ELMARIT 28 - 105mm F2.8

 Elite 9.9 SSL 700C (通称 ERIKO) が納車されて約1週間、この間遊びには乗っていかれなくて通勤だけだが550km走った。ほぼ狙い通りのバイクに仕上がった。って自分でこんなバイクにしたいというイメージがあって、そのイメージを実現すべくフレームもパーツも選択しているのだからそうなってくれなきゃ困るのだが・・・前回も書いたように重量的にはロードバイクと比べてまったく遜色なく仕上がっている。またポジションはまったく違和感はない。おそらく TREK の FX シリーズクロスバイクのジオメトリの元設計はこの XC Elite にあるのではないかというくらい違和感はない。FX とのわずかな違いはシートステーが微量に上向きに弧を描いていることで、これは乗り心地より踏み出した時のトルクの伝導を優先しているためだと思う。FX はわずかに下側に向かって弧を描いていて、これが乗り心地と踏め!踏め!といわんばかりのフレームからライダーへの加速への強迫観念の無さに貢献していたように思うが純レーシング機材の Elite では乗り心地が多少犠牲になっても漕ぎ出しが軽いほうがいい訳だ。といってもフルカーボンのこのフレーム、乗り心地はむしろアルミ主体の 7.6FX よりずっと良いくらいだが。

 軽さがはっきり体感できるのはやっぱり上り坂。僕はどんな坂でも最低ケイデンス90を維持したままで踏み込みトルクを上る前の平坦地から変えず(つまり膝への負担を変えず)に進むことを心がけているので、このバイクの完成で普通の道路の一般的な勾配ではリアを15Tより大きなギアにいれないでも脚への負担を感じなくなった。軽いバイクはやっぱりいい。僕のような貧脚でもケイデンス90を維持できるシチュエーションが拡大する。そればかりでなく平坦地ではひざに負担無くケイデンスをあげて100、110を維持したトレーニングをするチャンスも増やしてくれる。それは速く走るためが第一義ではなく心肺機能を強化し、結果的に速く走れるようになるというフィットネスバイクの本来の目的を実現する性能だと思う。それには軽くてコンパクトなMTB用のチェーンリングと11-21Tというクロスレシオのスプロケットも大きく貢献している。クロスバイクは本来その設計思想からして他人との競争のためでなく自分との戦いのためのバイクなのだ。TREK の FX シリーズもコンセプトのひとつはそこにあると思うがコストが大きくのしかかっているし、ビギナーが乗りやすいバイクにしたてるという要素もフィットネスバイクとしての性能を大きくスポイルしてしまっている。だからと言ってコストを掛けてもスポーツ自転車のビギナーがまさかクロスバイクに80万も90万も出すけが無いだろうから完成車として販売するマーチャンダイジングが成立しなくない。結局自分でプランを立ててオーダーメイドで組んでもらうしかない。

 実際この性能を手に入れるだけなら Madone に少しだけエキストラを支払ってフロントトリプルのコンパクトクランクをインストールすればよかったのだけど、ドロップハンドルというのはどうも街中、市外地で使いにくいというイメージがあって、ならハンドルも変えればとも考えたけどシマノフラットバーハンドルロード用のシフターのシフトフィーリングの洗練されていない安っぽい操作感というかはっきり言って悪さという現実が立ちはだかった(笑)それにXTRのローノーマルRDとデュアルコントロールレバーのコンビも手に馴染んでいたし、通勤で雨でも乗るからディスクブレーキは必須。それで損得を考えると Madone のフラットバー化はホイールの選択肢が多くなること位しかメリットが思い浮かばなかったのだ。それに他人と同じバイクじゃつまらないという自分の我侭もあって。支払った対価は前にも書いたように Madone 6.9 と大して変わらなくなってしまったがまぁ、満足できるバイクが出来上がったと思う。

♪BGM while writing

As Time Goes By: The Great American Songbook 2

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