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冬の残像 光と影 ~昨日のフィールドから

モノクロームの光と影

冬の残像 i

Leica M6 + MC ZENITAR-K2.8/16 f/16.0 露光時間 1/500sec. ILFORD XP2 SUPER400

 魚眼レンズでモノクロームの街を撮ってみる。冬の低い西日は逆光、いやいやカメラの前方に太陽があれば斜光でも面白いようにコントラストが得られる。もともとライカ用のレンズではなくペンタックスKマウントなのでハンザのM用アダプタを入れる。距離計は連動しないからなるべく絞り込んでパンフォーカスを得る。以前にFA20mmでもこの方法で問題なく撮れているので今回も特に考えたりはしなかった。

落陽 I

Leica M6 + MC ZENITAR-K2.8/16 f/16.0 露光時間 1/500sec. ILFORD XP2 SUPER400

 ロシア製レンズというとなにかエキゾチックな響きがあるが基本はライカレンズのコピーからスタートしているようだ。このFish Eyes 16mm も例外ではなさそうでレンズ構成が Elmarit 28mm 第二世代あたりのコピー、6枚玉レトロフォーカスタイプなのか?同じ入射光条件、露出で撮るとフレアの玉が同じ場所に出る。だがうちの Elmarit 28mm よりは新しい分コーティングが進化しているのかフレア、ゴーストともに押さえ込まれているが、逆にそのぶんコントラストも低くなっているようで、面白み味には欠ける。

落陽 II

Leica M6 + ELMARIT M28mm F2.8 f/16.0 露光時間 1/500sec. ILFORD XP2 SUPER400

 このレンズの 16mm という画角は兎も角、光学特性はまじめな優等生的つくりで、実は最近の最新技術のデジタルカメラ用レンズもみんなそんな感じがする。人の視覚は過去の経験の記憶の残像の干渉によってもっと歪曲化され鮮烈なはずだ。統計的な技術だけではそういう要素を製品に組み込むことは出来ない。オーディオもそうなんだが感性のない技術者がまじめに作った製品のなんと面白みに欠けることか。もっともそんなことを3万円や4万円のレンズに求めるのは間違っているかもしれないが(笑)

冬の残像 II

DLUX-2 : DC-Vario ELMARIT 28-105mm F2.8 28mm(35mm換算) f/8.0 露光時間 1/2000sec. ISO 400

 ところが日本製品に話を置き換えると超高級品でもそういう感性のない製品がゴロゴロしている。僕は製造業の不況の根本のところには日本企業が魅力のない製品を大量に生産してしかも規模を大きくしてしまったからってのもあると思っている。そしてそれに気づかずに突き進んだトップのバカさ加減、そう考えれば自業自得だ(笑)この写真もホントは銀塩 Elmarit で撮りたかった1枚だがちょうどフィルムが終わってしまった。ところが入射光角度が巧く行ったのか、いかにも Elmarit の画像を作ってくれた。偶然の産物とは言えちょっと驚いた。まさか松下製ライカが Elmarit の系譜にあるなんてことは無いはずなので...

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