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久地梅林公園

K10D と 往年の PENTAX FA レンズで接写にトライする

久地梅林公園

K10D + smc PENTAX-FA 35mm F2.0 Kenko CLOSE-UP No.3 露光時間1/80sec. f/2.8 手動露出 ISO 100

 先日たまたま梅の写真をライカで撮ったら PhotoBlog PremierQuartier ~写真ブログ、上弦の月 さんの ■TB企画「2009年、梅■ を発見して参加させていただいた。皆さんの作品を拝見して花のアップはやはり一眼レフでうちのライカではあそこまでのクローズアップは撮れない。ライカにもデュアルレンジズミクロンという50mmレンズはあっていつか欲しいと思っているのだが財布と相談して出物を狙っているのだが良いのはなかなか出ないし、程度の良いのが出た思えば眼球が飛び出るほどだ。それでも一眼レフの様には寄れない。理論的には接写リングやクローズアップレンズで撮影可能だが距離計は連動しない。距離計を連動させるにはレンジファインダーにも同倍率のレンズが必要になる。で結局デュアルレンジズミクロンというわけだ。それはともかく皆さんの作品に刺激されて写欲がもたげ、今日はうちからさほど遠くない久地梅林公園に行ってきた。JR南部線の久地駅から徒歩15分くらいのところで 二ヶ領用水久地円筒分水 から程近い。久地はもともと梅の多い土地で梅林公園に限らず到るところで梅が咲いている。南部線が南部鉄道として開業当時は久地駅は久地梅林駅だったそうだからそれも頷ける。

久地梅林公園

K10D + smc PENTAX-FA 35mm F2.0 Kenko CLOSE-UP No.3 露光時間1/200sec. f/2.8 手動露出 ISO 100

 花のクローズアップはどの程度の大きさの構図にするかでレンズと接写リングなどのアタッチメントの組み合わせが決まるのだが比較的風が強かったので超どアップは次回に譲ることにして FA 35mm F2.0 に ケンコークローズアップレンズ No.3。FA☆ 85mm F1.4 に同じくケンコー接写リング UNIPLUS25 を予めセットして出かけた。あまりいろいろなオプションを用意すると自転車撮影なので荷物はかさばるし、現地での度重なるレンズ交換はデジタルではあまりやりたくない。なにしろ撮像センサーに埃が付くと面倒。そこが銀塩よりデジタルがデリケートなところだ。それに撮影方針を決めたら、その方針に集中してあまり余計なことはやりたくない、あれもこれもとやると僕の場合、たいがいロクなことにならないのだ。そしてせっかくだからサードパーティーのマクロレンズではなく気に入っている PENTAX FA レンズで撮りたかったというのもある。1枚目から3枚目は FA 35mm F2.0。

久地梅林公園

K10D + smc PENTAX-FA 35mm F2.0 Kenko CLOSE-UP No.3 露光時間1/80sec. f/2.8 手動露出 ISO 100

 FA 35mm のアタッチメントをフィルタータイプのクローズアップレンズにしたのはピントが合う範囲が比較的長くまで(と言っても15cmくらいだが)取れるから。因みにピントの山や背景のボケが気に入っている FA 50mm F1.4 にしなかったのは画角を35mmフィルムの50mmレンズに合わせてみたかったから。この35mmに接写リングを付けると3cmから5cmまで寄らないとピントが合わせられず梅の花といえどもフレームに納まりきらないくらい大きく撮れるのだが被写界深度も極端に小さく絞り込んで撮るだけの明るさも必要になる。そういうわけでこの組み合わせは次回に譲ったのだ。その前に自分の技術的にもクリアしておかなければならないことがいくつもあるし、今日こうして接写してみて改めて課題が確認出来た。

久地梅林公園

K10D + smc PENTAX-FA☆ 85mm F1.4 Kenko UNIPLUS CUBE25 露光時間1/60sec. f/2.8 手動露出 ISO 100

 85mm スターレンズの方は最短撮影距離が85cmともともと大きめなので接写リングを付けても15cmくらいから30cmくらいまで被写体との距離の範囲でピントが合わせられ余裕がある。しかし実際撮ってみて改めて被写界深度の浅さに驚いた。花弁から花びらまで双方ともはっきり写すには f/16 から f/22 くらいまで絞り込まなければならないだろう(実際フィルムのライカで撮った先日の梅は f/22 で撮っている)。そうすると今日の光量では大凡露光時間は1/4秒は必要になる。仮に ISO を400 まであげても 1/15 秒だ。これだとホワイバランスも大幅に調整が必要になるだろう。たぶん全体的に写真が青っぽくなってしまって薄っらとピンクがかった梅や桜の花が台無しになること請け合いだ(笑)こういう場合銀塩ライカなどは寒色系のフィルターの濃いめなのを付けるのだが口径のでかい一眼レフレンズなどいくら金があっても足りない。まぁフォトショップでやれば良いのだが.....

久地梅林公園

K10D + smc PENTAX-FA☆ 85mm F1.4 Kenko UNIPLUS CUBE25 露光時間1/80sec. f/2.8 手動露出 ISO 100

 勿論ペンタックスK10D ではなく LX などのフィルムで撮れば良いのだが、そうなればさすがにこういう接写など手持ちと言うわけには行くまいて。なにしろあのでかい鏡がガシャリと上下するわけだし、レンジファインダーのようにカメラ本体に慣性力を伝えることなく横引にスルッと静かにシャッターが移動するだけならいざ知らず、慣性力でカメラ本体を突き動かそうとするものを押さえ込んで手ぶれ無しなんてわけにはいかないと思う。だから僕はライカが好きなのだ。そりゃ本来なら逆さまにしかも左右逆転してファインダーに入ってくる画像をプリズムで再び正像に戻して、撮影するそのもの画像が、つまり光の惨劇が見えていますよ、撮影者はそこに立ち会えるのですよと言いながら、視野率は小さいし挙げ句の果てにシャッターが切れる瞬間は目の前が闇になってしまうのだから一眼レフも随分と限界があるものだが、それでもそれらの欠点を差し引いてもその構造上さまざまな撮影のオプションがあるし、今回の接写などというのはその最たるものだろう。

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K10D + smc PENTAX-FA☆ 85mm F1.4 Kenko UNIPLUS CUBE25 露光時間1/80sec. f/2.8 手動露出 ISO 100

 今日撮って見てやはり課題は被写界深度と絞りの関係。それと浅い被写界深度でもピントの山を何処へ持っていくかという撮影者の方針、そしてその方針を実現する技術力。その辺が次への課題だ!露出はまぁ良い。普段からライカは手動でその日の光量で露出を決めるので K10D で撮っていつも僕は露出は手動。そもそもペンタの自動露出は結構迷いとブレがあるので絶対手動に限る(笑)そして背景をここまでぼかせるのも単焦点レンズの強みか。仕上げはフォトショップでスマートシャープをかけた。K10Dの画像はフィルムのライカに比べるとちょっと眠いような気がするから。ただし色合いはいかにも現代のレンズという感じでライカの第二世代エルマリート系とは使い分ける面白さがある。三脚だの補正フィルターだの考えればペンタは手ぶれ補正付きのデジタルで良い。

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