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お散歩カメラ k-x でお散歩カメラしてみる

K-x の高機能 高いISO感度とベルビア風色彩 モノクロ赤外線 クロスプロセスでライカ遊び

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 K-x + smc Pentax-FA 20mm F/2.8 露光時間1/50秒 f/16 2/3EV 中央重点測光 ISO:250 WB:CTE モード:雅

 Twitterfukui_norisuke 氏にご教授いただくまで K-x の機能というのを殆ど知らなかった。というのもこのカメラ K7 が発売されて暫く経った時このままでは K-10D は二足三文になってしまうという焦りから今年の初めに購入しその後K10Dを売り払い、結局差額2万程度手に入れたカメラだったので殆ど K-10D の延長上で普通に絞り優先モードかライブハウスでの撮影に手動の露出固定モードでしか使っていなかったからである。

 つーわけでこのカメラもう何回か撮影に連れ出している割には説明書も読んだことなく、そして実は記憶メディアEye-fi を使っているので Mac と接続したこともほとんど無い(この点は K-10Dもそうだったしおもちゃと仮しているオリペン E-P1も同じ)し、挙げ句の果てにファームウェアを今日の午前中に始めてアップデートしたくらいなのである。

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 K-x + smc Pentax-FA 20mm F/2.8 露光時間1/50秒 f/16 1+1/3EV 中央重点測光 ISO:200 WB:CTE モード:雅

 実は K-x で知っていた機能には K-20D から採用されたダイナミックレンジの拡大機能がある。ようはフォトショップのハイライトを暗く、シャドーを明るくの機能なんだがこれはカメラでやっておけば白飛びと黒つぶれが防げるのでデジタル画像が明暗意外に二極分化傾向で失望していた僕としては銀塩フィルム並の懐の深さを持ったグラデーションが描けるので気に入っていた。このおかげの階調表現の幅広さ(実は銀塩同様圧縮されて人間の視力に訴えるだけなのだが)はオリペンE-P1やK-10Dを大きく凌ぐ。

 特筆すべきはISO感度で常用で6400、拡張で12800迄で旨く使えば高価で明るいレンズに物欲を刺激されなくてもよいということだろうか。デジタルカメラのここ数年の進歩(と言うより撮像素子と画像エンジン)は数年前のハイエンド機の性能を陳腐な箱に引きずり下ろして笑いものにしてしまう程だ。なにしろこのカメラに僕は実質2万円しか払っていないのだ。うん十万のでじいちなどアホらしくて買えるかってんだ!冗談はともかくISO感度が良いと言うことは少しくらい暗くなってからでも絞り込めるから便利。僕は絞り開放で被写体だけ浮かせて背景をボカしてで排除する一眼レフ的写真は好みではないのだ。

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 K-x + smc Pentax-FA 20mm F/2.8 露光時間1/50秒 f/16 1+1/3EV 中央重点測光 ISO:200 モード:モノクロ フィルター:赤外線

 ということでfukui_norisuke 氏のブログで知った機能で今日は遊んでみた。撮影場所の羽田はうちから30km弱なので散歩気分で自転車で行く。この1枚目はおそらく所有する(或いは所有した)全てのカメラで撮っている船宿。過去にはこんな写真もあるがなんだかこういう絵も結構好み。ただしこのアングルで20mm(フィルム換算30mm)はちょっと広いか?

 雅モードにホワイトバランスCTEでリバーサルのベルビアのように撮れると聞いてやってみたのだが成る程。今日のカラー写真は全てこのモード。1枚目は順光で2枚目は隣の釣り宿を逆光で。光の流れで色合いは大分変わるけどライカ+ズミクロンのような暖色系も味があって良いけど k-x のクールさもなかなか。特に smc と呼ばれるペンタクスのコーティング技術は素晴らしく逆光に強くフレアとゴーストが味と言ってしまえば味のライカレンズとは大きく違いこれも写真の面白さか。

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 K-x + smc Pentax-FA 20mm F/2.8 露光時間0.4秒 f/11 +2/3EV 中央重点測光 ISO:3200 WB:CTE モード:雅

 2枚目の逆光がすんなり撮れたので3枚目はモノクロモードで赤外線フィルター。たいがい僕はずぼらなのでデジカメで敢えてモノクロで撮ろうなどとは思わずカラーで撮っておいてあとでモノクロ化したものだが k-x のようにモノクロノードに赤外線やイエローオレンジなどのフィルターが掛けられてその効果が楽しめるならなるほどモノクロで撮る楽しさも倍増である。実は変なモードよりこうした機能の搭載こそデジタルの本領発揮だと思うんだ。

 4枚目はすっかり日が暮れて対岸の武蔵小杉を大田区側から撮った一枚。武蔵小杉マンハッタンだぜい!こういう色遊びはK-10DやオリペンE-P1ではその場では出来ずデータをPCへ移動後に画像ソフトである必要があるが銀塩ならリバーサルベルビアの世界で実現できた。それが2万しか払っていないデジカメで出来てしまうのだから楽しい。これからは K-x を連れ出す機会が増えそうだ。ペンタのでじいちがオリペンと気軽に使い分けられるなんてつい先週まで想像もしなかった。これも fukui_norisuke 氏がペンタのコーティング技術って凄い!と改めて呟いてくれなかったら気がつかなかったかもしれない。感謝だね。