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A fulfilled life - Jean Michel Kaneko Photograhie

知足是福。音楽家・演奏会の写真がメインのカメラマン、公開OKの作品は掲載中。IT企業役員、趣味で料理の YouTuber、趣味は仕事と同様大切でロードバイクと料理とワインフリーク。

smc PENTAX-FA 50mm F1.4

ヘリコイドはスカスカでMFには向かないけど描写はダントツ

のんべぇ横町

のんべぇ横町
LX + smc PENTAX-FA 50mm F1.4 絞り優先AE f/2.8 1/15sec. Kodak SUPER GOLD 400

 このレンズ、リケノンの様にメリハリがあるわけではないか自然で現代的な発色はM50mmに比べればずっと進化しているように思います。1.4 の開放絞りではさすがに被写界深度がシビアすぎて扱いにくいですが一段も絞れば思うところにピントの山も来るし。前ボケを作って飲み屋街の奥行きが出るように撮ってみました。

夕暮れの川面

夕暮れの川面
LX + smc PENTAX-FA 50mm F1.4 絞り優先AE f/8.0 1/500sec. Kodak SUPER GOLD 400

 マニュアルフォーカスで使うとリングがスカスカでどうも使いにくくLXでは出番が減ります。操作フィーリングはやはり重要な部分でうちの50mmで言えば M 50mm F1.7 > XR RIKENON 50mm F2 > FA 50mm F1.4の順になります。がこんなシーンではうちの50mmの中では一番。これはパンフォーカスに加えて人間の目では捉えられない水面の立体感を捉えてみようとf/8.0。ピントは手前のススキにも水面にあっています。こまかな事を言えばこの逆光状態で画面センター上の小さな州の草の緑がちゃんと生きているのもSMCならでは。シグマだったら州の緑は勿論、手前のススキの黄金色も飛んでいるかもしれません。

都会 Night

都会 Night
LX + smc PENTAX-FA 50mm F1.4 絞り優先AE f/5.6 1/60sec. Kodak SUPER GOLD 400

 こういう写真は無造作に撮っても意外に綺麗に撮れちゃうんですよね、フィルムは。ただし蛍光灯のグリーン発色が凄いのでマゼンダをかけて補正はしています。デジタルはWBATにしときゃその手間は入りませんけどね。これだけ距離があれば50mmだと明るめの絞りでもピントはあっちゃうし。AFのペンタックスだと使いやすいレンズです。でじいちでは75mm相当になるのでポートレートに多用しています。


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