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多摩川に残る昭和の風景

六郷用水終点の風景

煉瓦建築のポンプ小屋

煉瓦建築のポンプ小屋
Leica M6 + SUMMARIT 50mm F1.5 1/250sec f/16.0 DNP CENTURIA 200

 六郷水門脇にある煉瓦作りのポンプ小屋。六郷水門は六郷用水の排水口に位置する。六郷用水は多摩川の治水奉行 小泉次大夫吉次によって慶長2(1597)年から15年の歳月をかけて開削された農業用の水路で現在の狛江市和泉から取水し、当時の世田谷領(現在の狛江市・世田谷区・大田区の一部)・六郷領(現在の大田区)を全長約30kmにわたり流れていたそうです。田畑をうるおしながら流域の雑排水を多摩川へ排出する役割をはたすとともに、肥料や雑貨類の舟運にも利用されていたとか。世田谷の丸子川 なども六郷用水の一部ですね。

六郷水門

六郷水門
Leica M6 + SUMMARIT 50mm F1.5 1/250sec f/16.0 DNP CENTURIA 200

 高度成長期にはいり更に六郷地区の人口が増加すると、この水門からの自然排水だけでは対応しきれなくなり、昭和47年3月、新たにポンプの圧力によって強制的に排水できる施設が建設されました。現在では下水道の整備もすすみ、六郷水門はその機能を保ちつつもほとんど使われる事はなくなったそうです。

参考:京浜河川事務所|多摩川の名脇役|六郷水門
http://www.ktr.mlit.go.jp/keihin/tama/know/property/02.htm