KumarinX Kaneko Ryogen Jean Michel Kaneko Photography MacOSX

ジャンクになったMZ-3から救出した写真

クロモリロード 銀塩バージョン

クロモリロード 銀塩バージョン
MZ-3 + XR RIKENON 50mm F2 絞り優先AE f/8.0 Fuji SUPERIA PREMIUM 400

  • ミラーアップしたままジャンク状態になった MZ-3 からフィルムを巻き戻しに成功したので現像に出してみた。ほとんどがミラーアップとシャッター幕が干渉して白い差し込みのあるカットだったが数枚救出に成功。これは以前デジタル写真をアップしたクロモリロード。そのままスキャナーの自動補正で電子化するのもつまらないので手動で補正してスキャンした。つまりフジのプリントマシンの自動補正がかからないから自由に味付けできる。最近このみのソラリス100風の色合いに補正したのがこれ。レタッチソフトであとで補正するより電子化の際に補正したほうが諧調がちゃんと残る。

 PentaxMZ-3 がミラーアップしたまま復帰しないジャンク状態になったことは前に書いた。昔は4000円くらいで修理出来たらしいのだが今は12000円かかることが分かった。さらに原因を調べてみるとミラー制御の機械系のプラススチック製の薄いピニオンギアが割れるのだがこれがどうも軸に圧入してあるとのこと。これじゃ修理してもまた壊れる。4000円ならまだしも12000円の修理はとりあえず止めておくことにした。MZ-3、実はなかなか好きな全自動カメラだった。M型ライカばりのシンプルなダイヤル機構は電子的な全自動であっても簡単に手動にシフトできるマニュアルいらずの写真好きが直感で捜査出来るインターフェイスの設計は実に秀逸だと思う。

クロモリロード 銀塩バージョンII

クロモリロード 銀塩バージョンII
MZ-3 + XR RIKENON 50mm F2 絞り優先AE f/8.0 Fuji SUPERIA PREMIUM 400

  • こちらはソラリス風よりフジ本来の色合いにするべくグリーンをわずかに強調してマゼンダかぶりを抑えた色調に。エプソンの自動補正だともっと青みががるが実際の色調に近づけるべく色温度も電子化段階で補正して黄味を増し1000ケルビン程度下げたイメージにする。アナログベースの電子現像はこうした楽しみもあるわけだよ。フィルムには無限諧調の色情報が記録されるからそれをどう電子に料理するかはスキャニング時に遊べるわけです。

 プラ製ピニオンギアの圧入を発見したME復活応援サイトさんによるとこの制御系廻り EOS Kiss と違って真面目に設計してあるとのことだがいくら機構が真面目な設計でも品質設計はこれではいただけないのではないか?ペンタはどうもアルチザンスピリッツなマニュファクチャリングが行き過ぎて大企業HOYAグループになった今でもこんな品質事故を起こす傾向がある(K-5Dの初期不良などね)そういう少しマヌケなところもライカに似ているといえば似ている(笑)。

サーファーズアバルトマン

サーファーズアバルトマン
MZ-3 + XR RIKENON 50mm F2 絞り優先AE f/16.0 Fuji SUPERIA PREMIUM 400

  • これは某所にあるサーファーズアバルトマン。抜けの良い空に派手な色合いのアバルトマン。まったく似合わないサーフボードと和柄の敷き布団。こういう田舎くさい生活感が好き。実はこの撮影の前にLXと同じレンズで撮ったらアバルトマンの屋根の赤が反射で白くなってしまったのでPLフィルタでどうにか反射を抑えて屋根の赤を引っ張り出した一枚。

 ライカM6もレンジファインダーの距離計がレンズのピントリングと合わないし修理にはもう一台買えそうな金額が必要なので修理保留。それになによりペンタックスのKbodyに限って言えばRFライカMより軽いし筺体も同等かもしくは小ぶりなので取り回しも持って歩くのも楽と最近つくずく感じるようになったのも頑張って修理する気が起きない理由かも。ライカにどっぷり嵌まっている方にはあの国産デジタルフルサイズ並みの重量は気にならないと見えてこんなことを書いているライカ好きは僕くらいしかいないかも知れん。

 とにもかくにもこれでうちに自動露出・フォーカスの写真機は無くなってしまったが今回の地震を考えれば電池がなくてもシャッターが切れるカメラはとても大切だ思うので銀塩はLXとK1000の二台体制でしばらくいくことにしよう。