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一刹那の物語

Messenger girl
Messenger girl
Leica Minilux Fuji PRO 800Z
 日常的にスナップを撮り貯めておくってのは少しばかりエネルギーはいるけれども自分にとって良いことなのかも知れない。カメラってのはどんなに大したことのないフィルム時代のコンパクトカメラだって刹那を切り取り記録する能力は遥かに人間を超える。

Cute
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Leica Minilux Fuji PRO 800Z
 僕ら人間はきっとどんなにがんばっても1/30秒の瞬間を切り取って記憶に留めることは不可能だと思う。カメラはそれをいとも簡単にやってのけるけれど、だからこそ僕ら人間からすれば葬儀の時に泣いているはずの一番の近親の人が薄ら笑いを浮かべている写真を撮ることはカメラにとってはおやすいご用なのだ。

Colorful umbrellas
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Leica Minilux Fuji PRO 800Z
 そりゃ、何故かと言えば僕らは1/30秒なんていう刹那は問題にせずに泣いている人には泣き顔を無意識に期待するし僕らが見据えることが出来る時間という意味において悲しむべき人は薄ら笑いなど浮かべるはずがない。ただそれを1/30秒に留めて見れば顔の筋肉の動きによっては薄ら笑いに見えるわけですよ。所詮人間の認識力などそんなものに過ぎないんですよね。

at Bookstore
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Leica Minilux Fuji PRO 800Z
 考えれば仏教が言うところの一刹那に一微塵なんて能力を超えた妄想にすぎないことがもう明らかじゃないか?謙虚でいるはずの仏教が実は高慢たらたらなのは人間の認識能力をわきまえずに個人の経験値を一切に置き換える愚を犯したからだね。そんなバカさがテーラワーダのように論理で苦を滅するなんてたわごとを恥ずかしげもなく言える原動力になるんだろうし、またそのバカな信者が苦に生きる人々を煩悩を滅せないと笑える根拠になんるんだろうな。

at Lingerie Stop
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Leica Minilux Fuji PRO 800Z
 人生は苦しく、それでも甘美なものであるのだよ。写真は端的にその事実を指差してくれるけど北伝の仏教もそれよりずっと前にそれを語っているんだよな。