鳥もも肉の網焼き、モディナ風
お題「好きな肉」は鶏肉だったりする
若い頃は仔羊だ、鴨だっていっていたけど最近肉に対する食欲は衰える一方で、」たまに思い描くとクリスピーでジューシーで熱々ののチキンが食べたいなぁと思うくらい。ここのとこ夏バテ気味でカレーだの素麺だのばかり食べていて、急に鶏肉が食べたくなって調理。自分は基本的にフランス料理よりイタリア料理が好きなんだろうなと思うけどあまりにシンプルなイタリアンでは物足りない。かといってフランス料理のあふれんばかりのアミノ酸と乳脂肪はちょっと勘弁してくれと思って、だからイタリアン、フレンチに関してはよっぽど素敵な女性とデートでもしない限り自分で作ったほうが好みにあうのだ。
モデナ風というネーミングが今のイタリアで正しいかどうかわからないけど、これはかつて TIME が編集して売っていた "世界の料理 TIME LIFE" のイタリア編にあったポークソティモデナ風からソースのエッセンスをパクったもの。自分では勝手にモデナ風スパイス*1と呼んでいるがこれをスジを切って適当にナイフを入れて厚みを均等に整形した鳥もも肉に刷り込んでガスコンロの魚用グリルで焼き上げる。別鍋にオリーブオイルを熱し玉ねぎに火を通してからモデナ風スパイスを加え香りが立ってきたらトマトの果肉、ケイパーズを加え最後にヴィネガーを加えてソースとする。なんていうのか、こういうフレッシュ感と素材感が好きでこのソースからはまったくアミノ酸と乳脂肪は排除されている。
今回は茹でたスパゲティーを敷いてその上に焼けた鶏肉、そしてソースをかけ、さらにベビーリーフのサラダミックスを添えた。ワインは安白ワイン。