大人の付き合いと人の付き合い
空気が読めない人とは付き合わずに逃げろ
ワイン会と食事会を兼ねたテーマを決めたパーティー
写真 AC
僕は気の合う友人たちと共同でワイン会と食事会を兼ねたようなパーティーを年に数回やっています。もちろん、いろいろな方と飲み会や食事はするのですが、この会は、テーマがワインだったり料理メインだったりいろいろですが、そのテーマのもとに集まり、当日の買い物、準備、調理、ワイン、デザート、後片付けと何気なくそれぞれがその日の持分をきちん分担作業して、費用は割り勘ということになっています。
スタートした時は、特にこの会だけを大切にして長く続けようという意図はありませんでした。僕個人はそれ以前から "境界のないワイン会" というイベントを10年くらいやっていて、僕にとってはその派生のような会でスタート。友人のカメラマン兼本玲二さんの等々力スタヂオをお借りして開催しているのですが(この会自体は招待した方だけが見えるFBの秘密のイベントを軸にしています)、かれこれと長続きしまして、今年で足掛け4年目になります。
この会は、その兼本氏とほかに宝槻稔さんという写真関係の友人、ビジネスコンサルを本業にしながら初期の頃からのアカデミー・デュ・ヴァンに通ったH女史と僕の4人でスタート、等々力スタヂオで食事ができる人数の許容量ということもあるのですが、始めは招待客を含めて6人くらいでスタートし、仲間内で話題になるにつれて参加希望者が増えました。
これだけ長く続き、これからも続きそうなのですが、理由としては、ひとつは皆、食べることとワインが好きだということ。言いたいことをホンネで話をしても、価値観の違いを認めあえることと、それぞれの専門的で少し高度な話の内容でも楽しめること。そしてそのこの指止まれ!の価値観についてこれない方を次は呼ばないできたことだと思います。
この会は写真や芸術の話はもちろんですが、ワインや、料理、あげくには政治や宗教の話もでます。それでも喧嘩にはなりません。
写真 AC
オリジナルの境界のないワイン会はレストランをお借りしてやっているので別路線と言えば別路線、そちらは会費制ではありますが働くのはレストランのスタッフなのでちょっと見えてくるものが違います。書き方が上から目線ですが、人数の制約やタイミングもあるので最近参加されていない方が全てNGということではなく、またお呼びしたい方も多くいらっしゃることは、ちゃんと書いておきます。このワイン会で見えたこと
先に「何気なくそれぞれがその日の持分を分担作業」と記しましたが、これは、もう人を判断するのにものすごくよく見えてくるものです。これがレストラン等でやる大人のパーティーでなら分担作業もへったくれもありませんし大人の付き合いということで許されてしまいます。でもうちの会のようなパーティーでもなかにはいるのです、どんとお尻に根が張ったように座り、自分のグラスにだけ酒を注いで飲んでる人。
正直言ってそういう人に、あなたもほかの人のようにしないさいなんて言う気は起こりません。お金だけが割り勘のパーティーならそれでもいいのですが、そうではない会なんですけど、それに気がつかないのでしょうね。みんなで片付けを始めているのに、でんと座って飲んでいるのはびっくりでした。間違いなく、こういう人と仕事しても絶対うまく行かないだろうと思います。
そればかりではありません。せっかく皆が前向きな話で盛り上がっているのに、自己承認欲を前に出して、受け入れられないと愚痴を言い始めるのには参りました -苦笑。いちど kaneko さんは ○○さんと△△さんみたいな顔が好きなんだ、だから私に冷たいんだ!と言われたことがありました。いやいや理由は顔じゃなくて性格とか一緒に活動するスキルなんですけと言おうと思ったけどやめました(笑)。みんな引くけど酔っているせいなのか止まらない。ようするに空気が読めない人なんでしょう。
空気が読めない人は発達障害とか後天的な脳の障害?
でもこういう人たち、自分は何も悪いとは思っていません。一度、お一人の方にメンバーの一人が注意をしたことがありましたが、「〇〇さんは、黙っていて!」と逆ギレされました。この空気が読めない人の特徴は、自分が空気を読めていない自覚がありません。まぁ空気が読めない人だからこそ、自覚がないとも言えますが。調べてみると専門家の方々はこう言う人を大きく分けて「コミュニケーションスキルの問題」と「脳の構造や障害の問題」の2つに分類できるとしています。
そして大人の場合は自覚症状がなく対応が難しいとしていますが、メンバーは僕も含めて専門家ではないので、素人判断で素人の対処をしたのでは無責任になってしまいます。面倒を見るべき相手や、続けていきたい友人関係であるなら、空気が読めないことをきちんと伝えて改善を促すという対処法もありますが、無責任な対応ならしないほうがいいでしょう。
ボランティアではないのでここは切るしかありません
この会にこんな人がたくさんいるわけではない、のは実はあたりまえで、職場じゃあるまいし、スタートの4人はそれぞれ、一緒に同じ場所で時間を過ごして楽しい人を選んでお連れするのだから。にもかかわらずそういう人がたまに出現してしまう。この会を楽しく続けていくためには、極力関わらない道を選ぶのが有効な対処法だと思います。
それは別に僕がブログで書かなくても、等々力スタヂオの会は大人の会を超えて人との付き合いの会になっているのでそういう方はなんとなく暗黙のうちに見放すのです。昨年のはじめ頃から参加希望者が増えて一時10数名になったことがあり、結局もとの4人で次回以降を話し合った時、暗黙のうちに二度と呼ばない方が決まってしまいました。「あの人、自分のことばかりで協調性がないからね」なんてみんなはっきり言います。
結 論
大人の付き合いは逃げ場があり、人としての付き合いは逃げ場がない
結論としては表題の通りです。職場の環境であればさらっと大人の付き合いをして、少しは我慢、あとはなるべく関わらないようにするで、いいのでしょう。しかし今回は友人関係の中での話。そういう人が入って、皆が不快になり、スルーするのではなく、向き合って改善してもらうなんてことをしていたら自分に逃げ場がなくなってしまいます。
それは冷たいとうご意見もあるかと思いますが、繰り返しますが「脳の構造や障害の問題」と言われている以上、素人判断で素人の対処をしたのでは無責任になってしまいます。ひたすら向き合い苦しみを共有するのは家族ならとは思いますが楽しみを共有する人間関係でその必要はないと考えます。もちろん、そうした方の治療施設や治療機関が予算が足りないというようなことなら協力はできるでしょう。
と、いうことで、今回は、はい!さよなら!ということにします。
からすみのスパゲティー
魚屋さんをされている方から自家製からすみを頂戴したのでパスタで和えてみました
知人のお兄様が魚屋さんをされていて、からすみを頂戴したのでスパゲティーで和えていただくことにしました。
材 料
からすみのスパゲゲティーはイタリア、サルディーニャの名物料理です。からすみのコクとふくよかな味わいがペペロンチーノを贅沢にグラマラスに。
材 料 2人前
- スパヘッティー 1.7mm 160g
- からすみ(ボッタルカ) 40g
- EVオリーブオイル 30cc
- にんにく 2片みじん切り
- 赤唐辛子 Lang de Oiseaux
- 塩 ひとつまみ程度
- セルフィーユ たっぷり 荒く刻む
- パスタボイル用に塩
表記は二人分ですが写真もYoutube動画もこの半分の1人前で調理しています
下準備
にんにくは薄皮をむいてみじん切りにします。切り終わったらフライパンにそのまま入れておきます。
セリフィーユは半分、荒く刻み、残りの半分は硬い茎から摘んだそのままします。通常はイタリアンパセリを使いますが、口にほうばった時に鼻腔に立ち上るパセリの上品な香りがたまらないので僕はセルフィーユを使います。イタリアンパセリを使う場合は少し細かめに刻みましょう。
引き続きからすみは半分の量をスライスにして、先ほどの摘んだだけのセルフィーユと合わせておきます。
残りの半分はみじん切りにします。
調理していきましょう
フライパンにみじん切りした材料を入れ、そこへ赤唐辛子をいれていきます。今回はフランスの Good Epice とういうブランドの Piment cayenne Lang de Oiseaux (辛くて小鳥の舌のような小さなピメントというような意味でしょうか) を砕いて加え、オリーブオイルをいれて熱します。日本の高の爪を使う場合は1本を種を抜いくだけばいいでしょう。
泡立って水分が飛び、キツネ色になるまで炒めていきます。同時にスパゲティーをボイル開始。たっぷりのお湯に塩を入れて沸かし、パッケージに記載された時間より30秒程度短めに茹でます。
具がキツネ色になってきたらスパゲティーの茹で汁を50cc程度すくって加えます。これでオリーブオイルの温度上昇を止めてこれ以上具が焦げるのを防ぐことができます。このまま具が液体とオイルと渾然一体となって(エマルジョンになります)トロミがつくまで手早く煮詰めましょう。
スパゲティーの茹で上がりタイマーが時間まで近づいてきたら茹で汁を盛り付ける器に少しすくって入れて器を温めておきます。茹で上がったスパゲティーをざるでしっかり湯切りし、具を炒めたフライパンに加えて手早く混ぜ合わせます。
別皿に用意したおいたセルフィーユの粗みじん切りととカラスミのスライスをフライパンに足して手早く混ぜ合わせ、味を確認。塩分が薄いようでしたら塩を加えて味を整えますが今回はカラスミの塩分と唐辛子の絡みでちょうどよく決まりました。
水分が飛んできたら出来上がりですので、器に湯を切ってスパゲティーを盛り付けて行きます。
フライパンから移したら、スライスしたカラスミをバランスよく盛り付けて行き、最後に上から、茎から摘んだままのセルフィーユを飾って行きます。
Youtube の動画はこちらです。
www.youtube.comチャイコフスキーを聞きながらホットサンドを作ってみる
インドへ単身赴任の友人に触発された!ww
- インドへ単身赴任の友人に触発された!ww
- サンドする具を用意する
- ホットサンドプレートを用意
- ホットサンドプレートに材料を詰める
- 材料を詰めたら調理
- 出来上がり、盛り付け
- Youtube の動画はこちらです。
- チャイコフスキーを聞きながらブログは Chromebook で
インドへ単身赴任(いや、もともとお一人だから会社のシステムは単身なのか家族ごとなのかわかりませんが)している、もうかれこれ30年弱の付き合いになる友人がインドでホットサンドに凝っていて悪戦苦闘されているのをみて、よし僕も作ってみようと思った次第。
材 料
- 食パン 2枚
- バター 10gくらい
- 卵 1個
- ソーセージ 2本(スライス)
- 玉ねぎ スライス少量
- オリーブオイル(卵焼き用 少量)
- スウィートピクル 1本(スライス)
- トマト 1/4個(スライス)
- 塩、胡椒
- トマトケチャップ 少量
サンドする具を用意する
卵はボールに割り入れ、塩胡椒で味を整えてソーセージのスライスをおれてよく混ぜる。フライパンにオリーブオイルを熱して、ソーセージ入りの卵と玉ねぎのスライスをそれぞれ混ざらないようにして焼く。
卵焼きは適当なところで裏返すが、大きさは食パンに挟むホットサンドに収まるような大きさに調整する。玉ねぎはしんなりとなるまで炒める。
ホットサンドプレートを用意
インドの友人は直火式のホットサンドプレートを使っているので、これは火加減がなれるまで大変だ。うちはたしかどこかに電気式があったはずだと食器棚の上を見たらあった。 ZOJIRUSHI EMB-08 という昭和の製品。とはいってもほどとんど使ってなかったように思う。ほぼ新品同様でコンセントをいれれば電源が入り、蓋を合わせると調理になるしくみ。挟めば4〜5分で焼け上がると説明書に。
ホットサンドプレートに材料を詰める
同時に2人前作れるが今回は片側だけを使う。片側のくぼみにバターを半分。
食パンを1枚おき、卵焼き、トマト、ピクルス、玉ねぎの順で重ね、
材料を詰めたら調理
もう一枚の食パンを載せて上に残りのバターを載せて蓋を合わせて、今回は5分。
これで出来上がり。動画にしてYoutube と思ったものの動画にするほど工程がない。ここで優秀な Youtuber ならなんとか動画にまとめあげてたとえ5分の動画でもCM1本は流すようにするのだろうが今回は、まいっか。こういうのは誰かとトークしながら作るような動画じゃないと面白くないと思うので今回はパス。
それよりも、説明書をよく読んでおけばよかったのだが6枚切り以下の食パンを使う場合は予めミミを落としすような指示があったのだが、そうせずに無理やり蓋を合わせたので、沸騰した水分が脇から少しこぼれてしまうというアクシデントが。
見栄えもあんまりなので焼きあがってからミミは落とした。
もったいないから、スープに浸して食べたけれど...
出来上がり、盛り付け
せっかくなのでウエッジウッドに盛って食す。切り口に少量のトマトケチャップをあしらってみた。美味し!
合わせたスープは、ブログにも動画にもあげたキャベツのやわらかスープ。具の切り方を小さく(コンカッセ→ブリュノアーズ)した以外はリンク先と基本的に変わっていません。
こういうスープは少し多めに作り置きしています、というのも僕は味噌汁とご飯という食事よりスープとパン、またはパスタと主菜少しのほうがしっくり来るのです。
チャイコフスキーを聞きながらブログは Chromebook で
動画編集をしたり納品用の写真の現像でない限り、通常の業務は Chromebook でやっているし、画面サイズもキーボードの手元感もそのほうが捗る。目線とキーが近いというのもあると思うけれど。
実は今日は、ちょっと間をおいてしまったので撮りためた動画を編集してアップと思っていたのだが面白いブログにハマってしまってその関連記事を読んで一日過ぎてしまった。
www.tomotrp.com
ブログ主はお若いけれど長くベルリンにいらして、現在はロシア国立ブリヤート劇場副首席トランペット奏者の 齋藤 友亨 さん。実は Twitter でも繋がっている。奥様の料理記事もとてもおもしろいのだがご本人の音楽談義もすごく面白い。こちらはカメラマンなのでクラシック音楽、たしかに普通の人よりは詳しいが、専門的な音楽教育を受けて研究もされている方には敵わず、そういう方の話は本当に面白い。で、記事はいろいろあるのだが、先日の中村太地さんの演奏の記録写真記事でチャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトのことを少し調べて記事にしていたたので斎藤さんのチャイコフスキーの記事を見つけたので思わず読んでしまった。
記事中に出てくる Youtube 動画次々と見てしまい気がついたら夜。そこでホットサンド作って今日はチャイ三昧なのです。斎藤さんが紹介しているこちらの記事もものすごく面白かった。
斎藤さんはこの記事の中にあるチャイコフスキーの死因をこれが一番真実に近いんじゃないかなと思います、と述べている。
■同性間の性行為を行った咎での、実質上の「死刑」?
チャイコフスキーの死をめぐって、大変に有力となっているのは、このような説です。
【1】チャイコフスキーはステインボーグ・フェルモール侯爵の甥と肉体関係を持つ。
(当時、同性愛をめぐるこうしたスキャンダル関係者はシベリア流刑モノ)【2】憔悴した侯爵は、 チャイコフスキーが甥をたぶらかしたと皇帝に直訴。
【3】困った皇帝は、秘密法廷を開く。
【4】チャイコフスキーの味方をする者はなく、「砒素を飲んで自殺しろ」と判決がくだる。
【5】チャイコフスキー、自宅で砒素を飲み、自殺。
当時のロシアのマイノリティーに対しての偏見と差別には驚くばかりですが、実は近代日本もものすごくそういう要素を持っています。性的マイノリティーの方に対してもそうですが、民族を一括りにして馬鹿にする態度とか、それは Youtube の中国や韓国の音楽家に対するコメントをみても今でもあります。
まして多数派に従わないと売国奴だの非国民だの罵倒されるし下手をすれば抹殺された時代があり、権力のそうした対応に真実をきちんと知ろうともせず差別する側に立つことで安心するマジョリティーが加勢する。チャイコフスキーの悲劇は日本の現状そのもののようにすら見えます。だからこそ少しでも批判し伝えていかなくてはなりません。多数派の思考が足りないマジョリティーを切り崩すことが大切です。
チャイコフスキー | 歴史の授業で習えなかった同性愛
ameblo.jp
音楽家として名声を手に入れ経済的にも裕福になったピョートルは、美青年兄弟・ミハイル&アレクセイ(遺言によってチャイコフスキーの死後、遺産をすべて相続したのは彼!)を家政夫にして(イヤラシー)ムフフな生活。
他にもピョートルは、エドワルド・ザークという青年に恋をして、ハマりまくりました。ところが、彼は19歳の若さで自殺。ピョートルは彼の死を長い長いあいだ嘆き悲しみ、彼に捧げたとされる名作「ピアノ協奏曲第1番ロ短調Op.23」を作曲したのでした。
ということでこのブログはコンセルトヘボウでの Anna Fedorova の美しくもダイナミックなチャイPC第1番ロ短調Op.23を聞きながら。Iさんというアムステルダム在住の声楽をやっている友人に Anna Fedorova を紹介したら早速ツーショット撮って送って来たのにはまいったけれどww
まぁ、僕がアムステルダムへいかないからいけないのですが(笑)
www.youtube.com
最後までお読みいただきありがとうございました。