今日のポンとポロ
暑くってだるいなぁ
今日はピーカンで土曜日のせいか心持ち空気も澄んでいます。久しぶりにポンとポロに会いたくなって午前中のうちに来週の準備をまとめ上野動物園へまっしぐら。暑さと連休後の最初の週末ということもあってかいつもの週末よりなんとなく空いていました。するとクマたちの丘に人だかりが出来ています。みんな高い木のてっぺんに上って木の葉を食べているマレーグマに声援を送っているのでした。そこをすり抜けてヒグマ舎へ。観客はだれもいません。しかたがないのでヒグマ舎のまわりを一回りすると二頭ともねぐらの入り口のドアがある一段下がったコンクリートの上でだるそうに昼寝をしていました。ここにいたら上のデッキからもツキノワグマの冬眠小屋のとなりの小さなガラス窓を除いてヒグマ舎のまわりにあるどの窓からも見えないので観客がいるわけがないのです。しばらく様子を伺っているとポンが突然川に水遊びへ・・・
- 水遊びは一瞬でやめてしまいだるそうに丘の上で仰向けになって木の葉を食べ出したポン。-デッキから
- 無心に木の葉を食べるポン。胸焼けでもするんでしょうか?犬じゃないからそれはないですね(笑)- デッキの反対側のガラス窓から(以下3枚とも)
- 「おーい、ポロ!おまえもこっち来て木の葉を食べないか?」とでも叫んでいそうなポン。
- ポロに無視されたので再びに無心に食べ出すポン。
今日の写真は上の段の一枚目と最後の段の一番最後の写真を除いてすべて分厚いガラス窓からのカットです。ガラスは反射が凄くてとても普通に写真を撮れる状況ではありません。だからと云ってヒグマ舎の中はほとんどが日陰になってしまうので CPL フィルタをつけてしまうとシャッタースピードが一段遅くなってしまい水遊びなどの速い動作ではチャンスを逃してしまいます。そこでハレキリ用の黒いボードをホットシュー装着用の自在アームから持ち出してガラスへの太陽光の差し込みをカットするようにしてみました。それでもすべての反射光が遮られる訳ではないのですがヒグマたちがデッキから撮影出来る場所(つまりガラス窓を通さないで撮れる場所)に出てこないので仕方がありません。
- ねぐらの入り口のドアがある一段下がったコンクリートの上で昼寝をするポロの脇に滑り込んでちょっかいを出そうとするポン「おい、遊ぼうよ!」- ツキノワグマの冬眠小屋のとなりの小さなガラス窓から
- ポロに無視されて結局で一人で川で水遊び - 滝と川の正面の窓から、以下3枚とも
- 水の中に獲物を見つけて吻を突っ込むポン、結局木の葉なんだけどね
- 捕まえた木の葉をムシャムシャ
- 川からあがって滝の脇の石の窪みに何かを見つけて鼻先を突っ込むポン
- こちらは相変わらず寝小屋の入り口の前にいるポロ、デッキの上からフライドチキンの臭いがして上を見上げるポロ。たぶん上のデッキをフライドチキンを食べたばかりの人が通りがかったんだね。前に僕がフライドチキンを食べた直後にデッキからのぞき込んだらポロは一段高い岩の上に上がって立ち上がって見せてくれたことがある。- ツキノワグマの冬眠小屋のとなりの小さなガラス窓から、以下5枚とも
- 「おかしいな、今フライドチキンの臭いがしなかった?」と僕の方にカメラ目線のポロ
- もう一度上方の臭いを確かめるポロ。
- フライドチキンを諦めて朝食の名残かしきりに手のひらを舐めるポロ。最近二頭ともこの手のひらや足のひらを舐めると言う行動をよくやってます。
- こちらは水遊びから帰ってきて両手の掌をいっぺんに舐めるポン。
- そのあとポンはもう一度水遊びに行ってこんどは前にポロが二本足で立ってくれた岩の上に上ってポーズ。- デッキの上から
- そこでポンが立ち上がってくれるかなとしばらく待っていましたがそそくさとポロのいるところへ降りていってしまいました。- デッキの反対側のガラス窓から
今日は暑くってヒグマたちはとっても怠そうでした。特にポロは低いコンクリートから一回も上がってきませんでした。それに比べてポンは盛んに水遊びへ出かけていました。今日はポン強し。