江ノ島散歩
PENTAX- FA☆ 24 F2 AL で黄昏と光にチャレンジする
夕べは今朝まで呑んでしまって今日一日は完璧に棒に振ってしまった。そこで先週のイルカーショーの続きでも。イルカショーのあとに一応水族館の中を見て回った。水槽のなかはかなり暗いが FA☆ 85 F1.4 の明るさを利用して何枚か撮ってみた。動き回る魚を捕らえるために K10D のほうも ISO オートで1600まで許可。ガラスの水槽に当然ストロボは使えない。 K10D の絞り優先モードは ISO オートにしておけば絞りの次はシャッター速度が優先されて露出は ISO で調整するようになっている。暗ければ当然 ISO 1600 で撮影するようになるが果たして ISO 1600 がどの程度まで見られるかにも興味があった。結局結果は散々でこれは拙が単に下手くそなだけか、あるいは撮るべき状況では無かった(つまり判断がダメだった)ということだ。人様に見せられるような写真は撮れなかった (^^; その中で摩見られるのは一枚だけ、昭和天皇の大きなパネルがあったので記念に撮ってみた写真。水族館には閉館の5時までいたがその後暗くならないうちにと FA☆ 24 F2 AL の試運転をするべく表へ出た。
- 顕微鏡を覗く昭和天皇。妙に艶っぽく写った。今日はこの一枚だけが FA☆ 85mm F1.4 ED
- そろそろ日が暮れようという鵠沼海岸。ずっと望遠で撮っていると 24 mm でもかなりワイドに感じる(35mmフィルム換算で 37 mm)。被写体が遠いスナップ的な撮り方だとさすがに被写界深度は深い。
- 江ノ島神社の鳥居から山門を見る。大分日が暮れてきていた割には空だけは飛びそうなので絞り優先、開放で、露出補正は -0.3EV で撮った。それでもシャッター速度は1/50だったが絞り開放にもかかわらずこの描写力。トキナー ATX 235 Pro や シグマ AF 17-70 F2.8-4.5 DC の開放付近とは雲泥の差。これがまずは単焦点の力というものだろう。こういうレンズをわたしは愛でる(笑)
- 鳥居から逆に参道を見下ろしたところ。ピント平面的には左のカップルにかなり寄って撮ったつもりだがフレームの端部に配するだけでかなり遠く見える。
本当はもっと明るいうちからこの FA☆ 24 F2 で撮りたかったのだが江ノ島神社の鳥居まで上がった頃にはどんどん日が暮れてきてあっという間に暗くなってしまった。そこで明るい単焦点でもあるし、画角的にはスナップにピッタリなので、発想を切り替えて黄昏の表情と光で遊んでみることにした。
- 土産店をのぞき込むカップル。楽しそうな雰囲気が良かったので一枚。
- エノスパのデッキで。曇り空で残念だったがメインの被写体であるカップルと背景の人々のあいだにこれくらい距離があるとさすがに F2.0 、背景が適度にボケてくれる。この雰囲気はキットレンズの標準ズームやコンデジでは掴めない。
- すっかり暗くなった江ノ島バス停前の土産物店で。K10D の液晶パネルでは黒つぶれしたかに見えた暗い部分がかなりちゃんと写っている。うーん、このレンズ、好きになりそう。
- 左の隣の海産物店。暗い中にも年期の入った店の雰囲気が良く写っていると思う。シャッター速度のせいもあるが生け簀の水面の動きが良い感じ。
エノスパのデッキのイルミネーションは面白かった。なんと時たま本物の火を噴く。人工的な光のショーだが人々の影や噴水まで色とりどりの光に彩られて結構それだけで楽しんじゃいました\(^O^)/
- 先の海産物店の店先の岩ガキ。水の透明感と水面の反射と店の雰囲気と・・・自分では気に入った一枚。
- あとはエノスパのデッキのイルミネーションをどうぞ。