第５回 NGP アンデパンダン展終了
DETA : K-3 + smc PENTAX-FA 35mm F2.0 , f/5.6 SS 1/200sec. ISO 200
画像は今回の出展作品「安珍・清姫伝説」。芸大受験時代の作品をデジタル撮影して復元してみました。絵はともかく美術作品の撮影って結構難しい。まずはレフに反射させるスタイルでソフトな照明を均一につくり、レーザーレベルで絵のセンターとレンズのセンターを合わせて、レンズの周辺歪曲を排除するために35mmフルサイズをカバーするレンズで APS-C のカメラで撮りました。日頃の建築写真よりすこしだけ細密が要求される作業です。
展示は2月の3日から9日まで四谷三丁目と信濃町のあいだのアートコンプレックスセンターで行われ途中大雪にも関わらずたくさんのお客様にご来場いただきました。今回は「写真を巡る今」をテーマに作品撮りについて出展者やゲストのプロの写真家に語っていただきながら関連する態度や意見などを会場内の方をランダムに抽出して語っていただくという方法を試みてみました。SNS に溢れるコミュニケーションツールとしての写真からつきぬけ、どう写真とかかわっていくか？それぞれの考え方や方法論が展開されあっというまの１時間。みなさんにとっても大きく関心のあるテーマなんでしょう、ほとんど他のおしゃべりなどもなく集中して予定の１時間を終えました。
最終日を終えてちょっと放心状態、Mixi、Twitter、 Facebook、LINE とぐちゃぐちゃだったネットワークのアカウントをいったん整理する意味ですべて削除しました。しばらくネットの雑音から離れてこころ平穏に過ごそうと思います。
