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A fulfilled life - Jean Michel Kaneko Photograhie

知足是福。音楽家・演奏会の写真がメインのカメラマン、公開OKの作品は掲載中。IT企業役員、趣味で料理の YouTuber、趣味は仕事と同様大切でロードバイクと料理とワインフリーク。

企画展「岡本太郎と遊ぶ」

企画展「岡本太郎と遊ぶ」が今日までだったので脚痛いけどタクシーで行って来ました。
改めて岡本太郎のスケールに触れることが出来て嬉しい。太郎さんのテーマごとの言葉のアップを撮って来たのでぜひ味わってください。僕に敵対したい人が無許可撮影だなんだ言うかもしれないので断っておきますが全てが学芸員さんの許可を得てます。またよく言われる丹下健三との確執ですが太陽の塔の母屋の屋根は実は初めから岡本太郎のために太陽の塔が突き出る部分に開口があった設計図がありました。
5枚目の写真は「匂いで遊ぶ」というテーマで金色の小箱の小さな引き出しには様々な匂いが付いていた。それを五感をフル動員して全身で感じて楽しもうという試み。まだ90年だか89年だか忘れたけど渋谷のフレンチレストラン(会社的にはカルフォルニアキュイジーヌ)に関わっているころ楠田卓也さんとのワイン会で、楠田さんのリクエストでハーブ(フランス語ではエルブと発音します)や革とかインクとか煙草の葉などの匂いのサンプルを用意して教材にしたことがあります。心地よい匂いと不快な匂いとワインを表現する匂いがテーマだったかな。犬の吻をを用意できなくて残念だった思い出があるけれど、なぜかといえばブルゴーニュで人の作ったワインを褒める時に「君のワインは犬を飼ってるね」なんてのがあって、ボーヌにはクロ・ド・ラ・シェーヌ(犬の畑)なんてワインすらあるんだからね。それが今やアカデミー・デュ・ド・ヴアンの人気クラスになっているそうで隔世の感があるけれど岡本太郎にも通じるものがあるのが嬉しいやらなんとやら。
アントニンレーモンドと彼の同時代の先駆者、ライバル、後輩。ル・コルビジェウィリアム・メレル・ヴォーリズ、坂倉順三、磯崎新、堀田英二。彼らを繋いだ一人が岡本太郎と五代美子さん。友人に堀田英二設計の家に住んでる人もいる。どうりでキッチンが快適でリビングの光が素敵なわけだ。

www.taromuseum.jp


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