サイゼリアで大人気 "アロスティチーニ" を作ってみた
サイゼリアで大人気、売り切れ、店舗によっては制限販売のアロスティチーニを再現してみました。アロスティチーニはイタリアイタリア・アブルッツォ州の名物料理で日本の焼き鳥のようなマトンの串焼きです。
人気の秘密は、羊肉そのものよりも付けわせて出てくる
粉末のスパイスにある様ですね。
一口食べた時に、ああ、これはアラブっぽい味付けだなと思ったのでガラムマサラをベースに作ってみることにしました。
ガラムマサラというとインド料理の専売特許、カレーのベースの様に思われがちですが、日本のスパイスメーカーの販売するガラムマサラは シナモン、クローブ、ナツメグをベースにカルダモン、胡椒、クミンなどが配合されているのでいるのでアラブ料理のスパイスのベースにもなります。
そんなわけで、さらにタイム、パプリカ、ガーリックパウダー、一味唐辛子の粉末を加え、クミンを強くすることでサイゼリアのスパイスも再現できるのでは?と思いやってみました。
食べた感じ。肉は絶対サイゼリアよりも美味しいです。スパイスはほぼ再現できたかな。サイゼのほうも当分再販売は難しそうなので自作しかありません。付け合せはアンデスが原産のじゃがいも、インカのめざめを使ってアンチョビポテトを作りました。普通のジャガイモよりも色が濃く、糖度も高くて栗とかサツマイモを彷彿させますが味はしっかりジャガイモ。これも大成功でした。
付け合せはもう一品、冷凍の和風野菜ミックスとナスを使って和風野菜のラタトゥイユを作ってみました。ナスやにんじんはもちろんですが、れんこんと里芋がスパイシーなトマト味によく合ってアロスティチーニの付け合せにもぴったりでした。
ネットでは「カルディコーヒーファーム等で販売されている「羊名人」という調味料と似ていると皆さんがおっしゃっていますが、こんど買ってもみようかとは思います。
が、羊名人(ヨーメイジン)にはガーリックパウダー、ジンジャーをベースに唐辛子、クミン、岩塩、花椒、ゴマ、五香粉が配合されていると言われいますが、花椒、ゴマ、五香粉は中華ですね。
でも中国にもイスラムの文化はあり、羊も食べるそうですから、案外羊名人(ヨーメイジン)は中華とアラブのスパイスの融合かも知れません。
でも羊名人(ヨーメイジン)を使わなくても。この動画で提案しているスパイスの使い方でほぼ再現できていると思います。
ぜひ試しみてください。
完食前にカメラの電池切れで動画はここまでとなってしまいますが、美味しく最後まで完食しました。ラタトゥイユとアンチョビポテトは別の動画で詳しく解説しているのでそちらもみてくださいね。
【アロスティチーニ Jean.Michel.Cooking Show Vol.8】サイゼリアで大人気のアロスティチーニ を再現してみました
和風野菜ミックスを使ったラタトゥイユが前半に収録
インカのめざめで作るアンチョビポテト
【 アンチョビポテト Jean.Michel.Cooking Show Vol.7】
【業務用】ニチレイ そのまま使える揚げなす乱切り(中国産) 冷凍 1kg
- メディア: その他