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A fulfilled life - Jean Michel Kaneko Photograhie

知足是福。音楽家・演奏会の写真がメインのカメラマン、公開OKの作品は掲載中。IT企業役員、趣味で料理の YouTuber、趣味は仕事と同様大切でロードバイクと料理とワインフリーク。

大人の付き合いと人の付き合い

空気が読めない人とは付き合わずに逃げろ

ワイン会と食事会を兼ねたテーマを決めたパーティー


写真 AC

僕は気の合う友人たちと共同でワイン会と食事会を兼ねたようなパーティーを年に数回やっています。もちろん、いろいろな方と飲み会や食事はするのですが、この会は、テーマがワインだったり料理メインだったりいろいろですが、そのテーマのもとに集まり、当日の買い物、準備、調理、ワイン、デザート、後片付けと何気なくそれぞれがその日の持分をきちん分担作業して、費用は割り勘ということになっています。

スタートした時は、特にこの会だけを大切にして長く続けようという意図はありませんでした。僕個人はそれ以前から "境界のないワイン会" というイベントを10年くらいやっていて、僕にとってはその派生のような会でスタート。友人のカメラマン兼本玲二さんの等々力スタヂオをお借りして開催しているのですが(この会自体は招待した方だけが見えるFBの秘密のイベントを軸にしています)、かれこれと長続きしまして、今年で足掛け4年目になります。


この会は、その兼本氏とほかに宝槻稔さんという写真関係の友人、ビジネスコンサルを本業にしながら初期の頃からのアカデミー・デュ・ヴァンに通ったH女史と僕の4人でスタート、等々力スタヂオで食事ができる人数の許容量ということもあるのですが、始めは招待客を含めて6人くらいでスタートし、仲間内で話題になるにつれて参加希望者が増えました。

これだけ長く続き、これからも続きそうなのですが、理由としては、ひとつは皆、食べることとワインが好きだということ。言いたいことをホンネで話をしても、価値観の違いを認めあえることと、それぞれの専門的で少し高度な話の内容でも楽しめること。そしてそのこの指止まれ!の価値観についてこれない方を次は呼ばないできたことだと思います。

この会は写真や芸術の話はもちろんですが、ワインや、料理、あげくには政治や宗教の話もでます。それでも喧嘩にはなりません。

写真 AC

オリジナルの境界のないワイン会はレストランをお借りしてやっているので別路線と言えば別路線、そちらは会費制ではありますが働くのはレストランのスタッフなのでちょっと見えてくるものが違います。書き方が上から目線ですが、人数の制約やタイミングもあるので最近参加されていない方が全てNGということではなく、またお呼びしたい方も多くいらっしゃることは、ちゃんと書いておきます。

このワイン会で見えたこと


先に「何気なくそれぞれがその日の持分を分担作業」と記しましたが、これは、もう人を判断するのにものすごくよく見えてくるものです。これがレストラン等でやる大人のパーティーでなら分担作業もへったくれもありませんし大人の付き合いということで許されてしまいます。でもうちの会のようなパーティーでもなかにはいるのです、どんとお尻に根が張ったように座り、自分のグラスにだけ酒を注いで飲んでる人。

正直言ってそういう人に、あなたもほかの人のようにしないさいなんて言う気は起こりません。お金だけが割り勘のパーティーならそれでもいいのですが、そうではない会なんですけど、それに気がつかないのでしょうね。みんなで片付けを始めているのに、でんと座って飲んでいるのはびっくりでした。間違いなく、こういう人と仕事しても絶対うまく行かないだろうと思います。

そればかりではありません。せっかく皆が前向きな話で盛り上がっているのに、自己承認欲を前に出して、受け入れられないと愚痴を言い始めるのには参りました -苦笑。いちど kaneko さんは ○○さんと△△さんみたいな顔が好きなんだ、だから私に冷たいんだ!と言われたことがありました。いやいや理由は顔じゃなくて性格とか一緒に活動するスキルなんですけと言おうと思ったけどやめました(笑)。みんな引くけど酔っているせいなのか止まらない。ようするに空気が読めない人なんでしょう。

空気が読めない人は発達障害とか後天的な脳の障害?

でもこういう人たち、自分は何も悪いとは思っていません。一度、お一人の方にメンバーの一人が注意をしたことがありましたが、「〇〇さんは、黙っていて!」と逆ギレされました。この空気が読めない人の特徴は、自分が空気を読めていない自覚がありません。まぁ空気が読めない人だからこそ、自覚がないとも言えますが。調べてみると専門家の方々はこう言う人を大きく分けて「コミュニケーションスキルの問題」と「脳の構造や障害の問題」の2つに分類できるとしています。

そして大人の場合は自覚症状がなく対応が難しいとしていますが、メンバーは僕も含めて専門家ではないので、素人判断で素人の対処をしたのでは無責任になってしまいます。面倒を見るべき相手や、続けていきたい友人関係であるなら、空気が読めないことをきちんと伝えて改善を促すという対処法もありますが、無責任な対応ならしないほうがいいでしょう。

ボランティアではないのでここは切るしかありません

この会にこんな人がたくさんいるわけではない、のは実はあたりまえで、職場じゃあるまいし、スタートの4人はそれぞれ、一緒に同じ場所で時間を過ごして楽しい人を選んでお連れするのだから。にもかかわらずそういう人がたまに出現してしまう。この会を楽しく続けていくためには、極力関わらない道を選ぶのが有効な対処法だと思います。

それは別に僕がブログで書かなくても、等々力スタヂオの会は大人の会を超えて人との付き合いの会になっているのでそういう方はなんとなく暗黙のうちに見放すのです。昨年のはじめ頃から参加希望者が増えて一時10数名になったことがあり、結局もとの4人で次回以降を話し合った時、暗黙のうちに二度と呼ばない方が決まってしまいました。「あの人、自分のことばかりで協調性がないからね」なんてみんなはっきり言います。

結 論

大人の付き合いは逃げ場があり、人としての付き合いは逃げ場がない

結論としては表題の通りです。職場の環境であればさらっと大人の付き合いをして、少しは我慢、あとはなるべく関わらないようにするで、いいのでしょう。しかし今回は友人関係の中での話。そういう人が入って、皆が不快になり、スルーするのではなく、向き合って改善してもらうなんてことをしていたら自分に逃げ場がなくなってしまいます。

それは冷たいとうご意見もあるかと思いますが、繰り返しますが「脳の構造や障害の問題」と言われている以上、素人判断で素人の対処をしたのでは無責任になってしまいます。ひたすら向き合い苦しみを共有するのは家族ならとは思いますが楽しみを共有する人間関係でその必要はないと考えます。もちろん、そうした方の治療施設や治療機関が予算が足りないというようなことなら協力はできるでしょう。

と、いうことで、今回は、はい!さよなら!ということにします。


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