KumarinX Kaneko Ryogen Jean Michel Kaneko Photography MacOSX
読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

写真撮影のテンポとリズム II

レンズは1カメラ1本で行く。リズムを変えない僕のやり方。

Shinjuku 思い出横町 #V
Shinjuku 思い出横町 #V
LX + smc PENTAX 1:2.8 24mm 絞り優先AE Fuji PRO 800Z
 この日 24mm を改めて使いこんでみようと思ったのは先週三軒茶屋をライカ C2 の 35~70mm のズーム(ライカ教の一員であればここはバリオエルマーと言う事になっているのだが僕にとってはどうでも良い)と Minilux 40mm で撮ったのだけれども狭い路地の奥の路地だと 40mm はおろか 35mm ですら引き切れずに収めたい対象が画面に収まらないという自分にとってはかなり深刻な事実(人によってはどうでもよいことなのだが)を付きつけられたからで、一日 LX は24mm 一本で通すことにしサブとして昼間は C2、夜は 40mm の Minilux を使いました。

Shinjuku 思い出横町 #IV
Shinjuku 思い出横町 #IV
LX + smc PENTAX 1:2.8 24mm 絞り優先AE Fuji PRO 800Z
 レンズを変えるとその時点でリズムが止まっちゃってテンションが下がっちゃうんですね。ならカメラごと換えたほうが良い。ならなるべくコンパクトで軽く!、だからペンタックスとライカのフィルムカメラは僕にとってとても理にかなっています。つーわけで C2 と Minilux の振り分けは対して意味はなくたんに C2 のほうがレンズが暗いから Pro 800Z を入れて昼間使い、明るい Minilux にトライエックスをいれて夜使ったに過ぎません。C2 も殆どズームは使わず 35mm として使い LX との使い分けは引ききれないところをサブとしてのライカコンパクトで撮るという使い方。基本は被写体にグッと寄って撮る。この快感に尽きます。

Shinjuku 思い出横町 #III
Shinjuku 思い出横町 #III
LX + smc PENTAX 1:2.8 24mm 絞り優先AE Fuji PRO 800Z
 前エントリの路上の彼女たちは 1m 以内 の距離で撮っています。雑踏を歩いているともう撮りたい人やものがどんどん現れては消えて行きます。これと思ったら追いついて後ろから撮り、そのまま前に出て振り返って撮る。撮ったあと彼女たちも気がついて「あっ、撮られた」って顔しますがその時ぼくはライカコンパクトを巻きつけた右手をさっとあげて会釈してすれ違って彼女たちの後方の闇に消えて行くという寸法(笑)気分は躁状態ですね。

Shinjuku 思い出横町 #II
Shinjuku 思い出横町 #II
LX + smc PENTAX 1:2.8 24mm 絞り優先AE Fuji PRO 800Z
 思い出横丁の飲み屋街も撮り方は同じ。歩きながら店を覗き込んでヒョイっとシャッターを押すわけです。撮りたいシーンはどんどん現れては後方に流れていきますからなるべく取りこぼしがないように距離リングはどちらにも回せるようにニュートラルにしておきます。横向いてリング廻してマットをクリアにするように合わせたらヒョイっとシャッターを押す。前を向いて歩き始めたらチャージしながら左手でニュートラルにもどすんです。ここの路地はそれをするのに24mmちょうど良い画角でしたね。

Shinjuku 思い出横町 #I
Shinjuku 思い出横町 #I
LX + smc PENTAX 1:2.8 24mm 絞り優先AE Fuji PRO 800Z
 課題としてはもう少し鮮明にとも思いますが雑踏を歩きながら見ている自分の目にも前に展開するシーンは光の強弱の鮮明さはあってもディティールは寧ろ動きがあるわけで、そうしたことを踏まえた鮮烈な写真に近づくべくいろいろ工夫と技術の向上を重ねていきたいと思います。昼間なら絞り込んでパンフォーカスという手も使えるんでしょうけど望遠レンズのような極端な前ボケや背景ボケはスナッパーには違和感大有りなんです。広角レンズ程度のボケなら寧ろ人間の動体視力の停止状態のような自然さがありますから逆にせっせと自分の写真に取り入れたいと思いますけどね。