smc PENTAX-A★ 135mm F1.8
FA化されなかった至極の銘玉
新橋の 大庭商会 で購入。先週 Mapcamera で K10D に装着して何枚か試し撮りをしたものの ¥250,000.- という金額に踏ん切りがつかないまま辞退したのだが今日 大庭商会 のサイトで在庫1本、¥178,000.- を発見して直ぐに電話で確認。取り置きしてもらって夕方とりにいって来ました。このレンズもまた他のスターレンズ同様に飛び抜けた解像力を持ちます。先日の Mapcamera での試し撮りで数メートル先のカメラバックの糸の縫い目やタイルカーペットのジョイント部のくっきりとした描写でそれはもう実証済み。なるほどモデルの小皺と毛穴まではっきりとらえるのでポートレートにはちょっと?というヒトがいるのも納得です。この焦点距離は 赤い三角木馬 さんお薦めの Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL を買ってみようかと思っていましたがコシナではもう製造打ち切り在庫切れで フジヤカメラ にも跡形もなく、素直にペンタ純正スターレンズへとまたまた走ったわけです。
- 正面から。フードはさすがに付属せず汎用のゴムフードを付ける。これも裏返せばそのままレンズ鏡胴を保護してくれるので結構使っている。
- 最近ストラップを Foxfire から MZ-3 のものに変えた。 Foxfire はアウトドアで研究活動をする北米の動物行動学者や自然科学者のようでかっこよいがいかにもイカつい。
- 横から。このレンズは絞りリングにA位置があるAレンズなのでK10Dで全ての撮影モードが使える。
- 剛性感と質感はFA★レンズより好きかも知れない(笑)
ここまでいろいろやらせてもらってヨソで買ってしまってごめんなさいね、Mapcamera様。でも検討のみを前提にしてもタマ数少ない至極の銘玉を試運転させてくださるこの店の店員さんはとても親切です。FAスターのサンニッパそちらで購入することになるでしょう。ところでしばらく忙しくてこのレンズで写真を撮りに行かれないのが残念。実際に K10D に装着してみるとなんと見た目はサイコーのバランスで嬉しくなっちゃいます。FA スターのフォーカスリングも良い感じですが MF のフォーカスリングはトルク感とスムースが同居していてとっても良い感じです。とはいってもこのレンズフォーカシングで全長が変わるので IF を採用してFAスターで復活して欲しいレンズの最右翼でした。まぁそんなことは望むべくもありませんがペンタックスマニアという人種もライカマニアと同様でヴィンテージ中古の銘玉ばかり探し求めてこれじゃ経営ピンチのペンタックスやライカの役にはちっとも立っていませんなぁ。
- ピントは耳のほうに言ってしまっているがこのような縮小画像でもピント付近の解像力は分かる。左は縮小しない原寸画像のトリミング。
- こちらのピントは唇付近。左は縮小しない原寸画像のトリミング。別に唇や耳を狙ったわけではなく動き回る女性の店員さんにオイラの合焦が追いつかないだけ(^^;。
- つーわけで動かないものを撮ってみる。同じパターンでショーケースの上のカメラバッグと左は縮小しない原寸画像のトリミング。
- もう一つカメラバッグの色違い。
- ジャンク品のレンズ。絞り開放で撮ったときのこのボケの美しさは逸品。
- お茶の水『肉の万世』の店内。これは smc PENTAX-FA 20mm F2.8。
- 左写真右上あたりに飾ってあった北海道開拓時代のオイルランプ。
- 同じく店内に飾ってあった北海道開拓時代のミルクタンク。
このレンズの作例 「くまりんが見てた!Part III」アルバム タグ PENTAX-A 135mm F1.8 Star