SUMMICRIN 35mm F/2.0 の驚くべき解像力
SUMMICRIN 35mm F/2.0 の驚くべき解像力
K-x + smc Pentax-FA 20mm F/2.8 +1.3EV 露光時間1/50秒 f/16 中央重点測光 ISO:800 WB:CTE モード:雅
K-x の描画は決して嫌いじゃないし寧ろ K10D や オリペン E-P1 に比べて好きなんだが解像力という点ではまだまだ銀塩に敵わない気がする。上が K-x で下が銀塩ライカによるもの。デジタルの場合色温度などは好みで簡単に変更できるのでどうでも良いのだが解像力とかシャープさはどうにもならんのだろうか。上の写真一段シャープもかけているのだが。
Leica M6 + SUMMICRON M35mm F2.0 露光時間1/1000秒 f/5.6 + 1/2 DNP CENTURIA 200
あらためて銀塩を見てみるとその解像力の高さには驚く。色合いとしては懐かしいような古さがあってデジタルの鮮明さには敵わない気もするが遠方のディティールはどうよ。しかも上の FA 20mm は 1:16 まで絞っているのに下の SUMMICRON は 1:5.6。どちらもピントは無限遠。SUMMICRON より FA が劣っているわけではないと確信できるので今度 MZ を持ち出して同じような風景を撮って見ようと思う。
K-x + smc Pentax-FA 28mm F/2.8 +1.3EV 露光時間1/640秒 f/16 中央重点測光 ISO:200 WB:日陰 モード:鮮やか
k-x でも古典的な色合いは再現できる。WBを日陰に設定(ようは色温度を下げるわけだが)モード鮮やかでこの写真。ハイライトのセーブにチェックを入れシャドーは三段明るくしている。これでこんな逆光でも黒つぶれも白飛びも殆どなく(太陽の中心部分のみ)撮れるようになった。光のダイナミックレンジの懐は大分銀塩に追いついた。勿論 smc PENTAX のコーティング技術(←しかもこれ銀塩時代のレンズです)も貢献しているのは間違いないと思うけど。