キャベツのぐだぐだスープ、深谷もやしのスパゲッティーと黒毛和牛のチリソース炒め
キャベツのぐだぐだスープ
前菜はキャベツのぐだぐだスープ。キャベツを丸ごと一個と玉ねぎ1個、人参一本、ベーコン150gをダイス状にカットして、コンソメで柔らかくなるまでに煮たスープ。食べるときにチーズを振る。グラタン皿に入れて表面を焼いても美味しい。
これは動画と撮ったので後日 Youtube にあげます。
実はこのスープ、サイゼリアの冬メニューからパクリですが、30年以上まえにイタリアン系ファミレスのメニューにしようとしたら当時の社長の反対でボツになったメニューです。キャベツの美味しさ満載なんですがミネストローネと重なるという理由でボツにされました。キャベツの味わいわかんないのか?お前は?と思ったものですが当時は反論できなかった、情けないことにwww
深谷もやしのスパゲッティーと和牛のチリソース炒め
これは簡単なんで動画は撮りませんでした。もしリクエストがあれば改めて動画作ります。
材料 2人前
- 黒毛和牛 ロース、もも切り落としミックス 150g前後 OKストアとかイオンでだいたい100g 1200円くらいです
- 玉ねぎ 1/2 個 短冊状に切る
- エリンギ 大 1本 短冊状に切る
- 深谷もやし 1袋
- トマトソース(サルサ・ポモドーロ)200g 作ってもいいしナポリタン用のレトルトパウチでも可
- 一味唐辛子、塩、胡椒、オリーブオイル、にんにく微塵切り1片分(人差し指の頭くらい)
深谷もやしはもやしを太くするための成長抑制ホルモン「エチレン」の濃度を可能な限り抑え、ミャンマー産のブラックマッペ種をというもやしを丁寧に育てます。栽培から出荷まで全て手作業で行うのでもやしの痛みを最小限にできて、もやしを傷つけないないことで、シャキシャキ感と野菜が本来持つ歯ごたえがあり、あらにハーブのような風味を持つもやしになります。僕はよく知らなかったのですが昨年の暮れ、オテル・ドゥ・ミクニのクリスマスパーティーでスパゲティーのような使われ方で出てきて大変美味しかったので調理してみることにしました。今日の説明は三国さんのトークの受け売りです。次の画像でスパゲッティーという意味がお分かりになっていただけると思います。
フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくの微塵とカットした玉ねぎ、エリンギを入れ炒めます。野菜が半分程度火が入ったら黒毛和牛の切り落としを加え、手早く混ぜながら肉に半分程度火が入るまで炒め、そこへ深谷もやしを加えます。もやしが熱くなってきたら、熱したトマトソースを加え、一味唐辛子、塩、胡椒で調味して出来上がり。牛肉を固くしないこと、玉ねぎとエリンギ、もやしがシャキっとした食感でいただけるように、その状態を合わせて火を入れていくことが大切です。唐辛子でアクセントをつけたトマトソースと黒毛和牛、絶妙の美味しさです。付け合せはインカのめざめで作ったアンチョビポテト。実はこのメニュー、もう30年以上前に商品開発職をしていたイタリアン系ファミレスのランチで提供していました。当時としてはちびっと高級で800円のランチ(500円全盛時代)、もちろん付け合せはアンチョビポテトではなくよくあるファミレスの皮付きナチュラルポテトのフライ、玉ねぎは一緒でエリンギではなくしめじベースのきのこミックス、黒毛和牛ではなくUSビーフの切落し、そして普通のもやしに、ソースは一緒でした。それでも結構な人気メニューでしたよ。
牛肉にはやっぱりサンジョベーゼが合います。飲んだワインはキヤンティー、サイゼリアからのお持ち帰りです。酒屋さんで2000円とか出して買うならサイゼリアでは税込み1100円、しかもキヤンティーらしい美味しさは全然軍配があがります。栓を開けたワインなら持ち帰っても酒税法の違反にはならないのでやってみようという方はよく調べて自己責任でサイゼリアに迷惑をかけないようにやってくださいね。今日のキャベツのぐだぐだスープもサイゼリアの冬メニューなんですが、サイゼのメニューを見ていると昔の同僚が開発職で中の人になっているのでは?と思います。だって当時僕達が試食だけで終わってしまったもの、社長に反対されて商品化しなかったものまでメニューに載ってる!
最後までお読みいただきありがとうございました。
サイゼリアで大人気 "アロスティチーニ" を作ってみた
サイゼリアで大人気、売り切れ、店舗によっては制限販売のアロスティチーニを再現してみました。アロスティチーニはイタリアイタリア・アブルッツォ州の名物料理で日本の焼き鳥のようなマトンの串焼きです。
人気の秘密は、羊肉そのものよりも付けわせて出てくる
粉末のスパイスにある様ですね。
一口食べた時に、ああ、これはアラブっぽい味付けだなと思ったのでガラムマサラをベースに作ってみることにしました。
ガラムマサラというとインド料理の専売特許、カレーのベースの様に思われがちですが、日本のスパイスメーカーの販売するガラムマサラは シナモン、クローブ、ナツメグをベースにカルダモン、胡椒、クミンなどが配合されているのでいるのでアラブ料理のスパイスのベースにもなります。
そんなわけで、さらにタイム、パプリカ、ガーリックパウダー、一味唐辛子の粉末を加え、クミンを強くすることでサイゼリアのスパイスも再現できるのでは?と思いやってみました。
食べた感じ。肉は絶対サイゼリアよりも美味しいです。スパイスはほぼ再現できたかな。サイゼのほうも当分再販売は難しそうなので自作しかありません。付け合せはアンデスが原産のじゃがいも、インカのめざめを使ってアンチョビポテトを作りました。普通のジャガイモよりも色が濃く、糖度も高くて栗とかサツマイモを彷彿させますが味はしっかりジャガイモ。これも大成功でした。
付け合せはもう一品、冷凍の和風野菜ミックスとナスを使って和風野菜のラタトゥイユを作ってみました。ナスやにんじんはもちろんですが、れんこんと里芋がスパイシーなトマト味によく合ってアロスティチーニの付け合せにもぴったりでした。
ネットでは「カルディコーヒーファーム等で販売されている「羊名人」という調味料と似ていると皆さんがおっしゃっていますが、こんど買ってもみようかとは思います。
が、羊名人(ヨーメイジン)にはガーリックパウダー、ジンジャーをベースに唐辛子、クミン、岩塩、花椒、ゴマ、五香粉が配合されていると言われいますが、花椒、ゴマ、五香粉は中華ですね。
でも中国にもイスラムの文化はあり、羊も食べるそうですから、案外羊名人(ヨーメイジン)は中華とアラブのスパイスの融合かも知れません。
でも羊名人(ヨーメイジン)を使わなくても。この動画で提案しているスパイスの使い方でほぼ再現できていると思います。
ぜひ試しみてください。
完食前にカメラの電池切れで動画はここまでとなってしまいますが、美味しく最後まで完食しました。ラタトゥイユとアンチョビポテトは別の動画で詳しく解説しているのでそちらもみてくださいね。
【アロスティチーニ Jean.Michel.Cooking Show Vol.8】サイゼリアで大人気のアロスティチーニ を再現してみました
和風野菜ミックスを使ったラタトゥイユが前半に収録
インカのめざめで作るアンチョビポテト
【 アンチョビポテト Jean.Michel.Cooking Show Vol.7】
【業務用】ニチレイ そのまま使える揚げなす乱切り(中国産) 冷凍 1kg
- メディア: その他
【 ブロッコリーのミモザ風サラダ Jean.Michel.Cooking Show Vol.6】
タイ風の SeaFood Dipping Sauce を隠し味にブロッコリーのミモザ風サラダを作ってみました。
【 ブロッコリーのミモザ風サラダ Jean.Michel.Cooking Show Vol.6】