傳通院アンペルマン室内楽コンサート「コントラバスもたまには独りで弾きます」
高橋徹さんの室内楽コンサート。
選曲も演奏もそしてトークも素晴らしいコンサートでした。
最近はすっかりおなじみになったバッハのチェロ無伴奏組曲1番。ギターやサックスでも演奏される様になりましたが徹さんのコントラバスによる比類のない美しさ。続いてD.ドラゴネッティとベートーベンの交流の話。そしてそれからオーケストラのチェロとコントバスのパートが分厚く緻密になっていくお話。それはおなじみ第九の第四楽章、主題から歓喜の歌までの合唱の主旋律で華開きます。そのコントラバスのソロで披露されるメロディーが演奏されます。
そしてラストに高橋幸代さん作曲のベルリン小径、コントラバスを活かし切るとも言える幸代さんの旋律が徹さんの魂と匠で大きなエンクロジャーを持つコントラバスを変幻自在に鳴らし切ります。美しく変化に飛んだメロデイ〜のある音はヴァイオリンの様に倍音を響かせある音はマウンテンホルンのように息づく。ブラームスの一番のクララへの告白の様なマウンテンホルンの響に聞こえるなんて僕だけかと思いましたが、なんと幸代さんのお友達の音楽家たちもそう聞こえたそうで演奏後それで大盛り上がりでした!
本日6日は満席でしたが明日7日は少しお席にも余裕がある様です。
クラシック音楽を撮り続けて僕が宣言します。このコンサートは行かなくては損です!普段の仲間とのお付き合いを裏切ったり約束を反故にしたりドタキャンしてもこちらに行って後悔しないと思います。
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