Good bye ! Microsoft
Office Suite をすべて Google へ
OSX Catalina にしたら32bit アプリの MS Office は利用不可
OSX Catalina にしたら32bit アプリの MS Office は利用不可
全て無料で使える Google の表計算ソフト:スプレットシート
自分の使い方が悪かったのか仕様が少し変わって改善されたのか Google のスプレットシートがまったく問題なく使えることがわかった。昨年の暮れくらいだったか、MS Office を起動するたびに32bitはまもなく使えなくなりますよというダイヤログが毎度出るので、 以前もたまに試していた Google スプレッドシートを再度ためしてみた。今回は実に簡単に使い始めることが出来たので Excel.xlsx ファイルを編集する方法を記します。自動保存の頻度や共同編集、気なる部分は電車の中でスマホでもちょい編集など、Excelよりはるかに便利でしかも無料です。
Google スプレッドシート 自分のやり方が悪かったのかうまく動かなかった
その時までは Google アカウントにログインした状態で スプレッドシート のページから .xls なり .xlsx を開くと普通に開いたが、その段階では罫線がきちんと反映されなかったり、エクセルの別シート参照の数式が、セル内にテキストとして表示され数式として機能しなかったり、あるいは error が表示されたりということがあって、あらたに64bit版を購入することも検討はした。
が僕の場合、基本 Mac 環境でのコンピューティングがメインなので Office Suite で必要なのはエクセルくらいで、ワードはワード文書を受け取った時くらいしか使わない。それとて読むだけなら OS付属の TextEdit でことが足りる。 プレゼンに至っては Keynote があれば ptファイルを受け取ってもまったく問題がない。それなのに Mac 版の Office を毎月 1000円 払わなければならない(ヤフオクやアマゾンマケプレで1000円台ののものは企業用のVL、個別販売及び利用はMSのライセンス違反なので導入は論外)。
仮想マシンで32bit 対応 Mojave でエクセル
そこでOS を OSX Catalina にした際、Parallels Desktop を Ver.15 にアップデートして、仮想マシンで32bit app対応の OS 10.14 Mojave を構築していままで使っていた Office Mac を使えるようにした。→MacOSX Catalina と仮想マシンで OSX Mojave
僕の場合、仕事の写真現像、編集、納品のためのSDカード、DISCへの書き込み等はデスクトップでやることにしていて基本、 Mac Book で外出先でやることはない。そもそも MacBook は長期間家を開けるときだけに限った使い方をしていて普段の持ち歩きは SAMSUNG Chromebook Plus である。なにしろ起動が速いし、縦横比 12.3inch 2:3 2400×1600 のデイスプレイが昨今の16:9 よりも縦に広く使いやすいのである。エクセルを使う仕事は、外出中の待ち時間などに経理的な仕事したり、副業でたまに請け負う建築構造計算や強度計算が主たる用途なので、一時は Android 版のエクセルを Chromebook にいれて使うようなこともしていたが経理的な仕事はともかく、複雑な計算式はNGだったので建築計算にに関わるときは MacBook を持ち出していた。
Google スプレットシートで Excel .xlsx を開き編集する
興味を持っていただいた方のために Google スプレットシートの使い方を書いておきます。
新型コロナウイスルスで暇なので再度 Google のスプレットシートを試す
Google スプレットシート が使えればデスクトップでも便利だし、外出時も常に Chromebook だけで済むのでもう一度試してみることにした。それでエクセル書類を開こうしてみたがアドレスバーに about:blank と表示されて開くことができない。んん?仕様が変わったのかしら?と思いアップデート記録を調べてみるものの表面的にはそういうことはなさそう→G Suite の最新情報 - G Suite 管理者 ヘルプ
スプレットシートで新規書類を開く
ヘルプを調べてみると一度 Google スプレットシートの新規書類を作り、その新規書類へ Excel .xlsx をインポートするという手順ということが書いてあった。昨年までは普通にファイルを開くウインドウからクリックで開けたのでどこあかで改変があったのだと思う。←謎です。 Google スプレットシートを開くには Google アカウントが必要で Mac や Windows のブラウザだと Gmail のページを開くと右上の自分おアイコンのところにプルダウン式の利用できるウェブアプリのショートカットが現れるのでそこからスプレットシートを選びます。Chrome ブラウザや Chrome OS だとラウンチャーがあるのでそこから選びましょう。
ファイルメニューからインポートを選ぶ
左上のファイルメニューからインポートを選びます
インポートするファイルを選択します
Chromebook の場合、保存場所が自分のアカウントの Google Drive の第一階層になるのであらかじめ使いたいファイルはそこへいれておきましょう。File Open イベントで最初にアクセスするのが Google Drive の第一階層ですが、そのなへフォルダ分けしておいてもアプローチは容易です。僕の場合は以前は MS 365 のOneDrive に入れていましたがすべて Google に移動しました。 MS は毎月1000円、年で12000円かかります。今回は昨年まで計算式が入っているセルがほとんど error 表示されてしまっていた ブラケット翅だし部強度計算書という Excel ファイルを開いてみます。
インポートの仕方を選びます
まったく新規のファイルとして使う場合は一番下のスプレッドシートを置換するで良いと思います。今回は別のファイルに取り込んだので右上から2番目の新しいシートを挿入するを選びましたが、目的と状況で適宜せんたくされればよいと思います。
ちゃんと開きました
普通の方にはあまり縁のないような計算書ですが、普通に開きました。計算もエラーがなくきちんと表示されます。通常の加減乗除、三角関数などまったく問題なく使えますし、別シートを参照してデータあるなしを演算、あるところには値、ないところは白紙等も機能していました。
ただし Excel にはあって G Suite にはない関数とそのまた逆もあるようです。いまのところ僕は問題が起きていませんが解説したサイトもあるので参考までに貼っておきます。
boxil.jp
よくある見積書、請求書当の類はレイアウトも含めてExcelからの移行問題なし
お見せできない部分はぼかしてますが、これはうちの写真事務所の請求書です。
同じファイル内に見積、請求があり別シート参照の計算式で、計算されるように関数が入力されています。セル番号K14 の数式がプリンターマークの下あたりに表示されていますね。よくあるこの程度でしたらExcelからの移行はまったく問題ありませんでした。ページレイアウトもほぼ引き継がれ余白の調整で納まる範囲でした。印刷は DeskTopの Mac の Chrome から普通にできます。MS Office に毎月1000円を払い続ける価値のある方にはいいと思いますが僕の場合、うちの仕事ではまったく価値がありません。そう言う方は Google の G Suite 試してみる価値は大いにありだと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。